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これからは友達として
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思いきって自分の気持ちを
赤松につたえようと思う
実はかなり練習した
恥ずかしいから省くけど
まあそんな事はさておき
「赤松!ちょっと話が…あるんだけど
放課後時間ある?」
「ああ、大丈夫だ」
放課後…
「それで…?
話ってなに?」
「ごめんなさい…
そして瑠嘩ではなく
赤松が好きです」
驚いた様子で
そして切ない表情をして
「ごめんなさい
やっぱり花奏と付き合ってるので
倉田くんの気持ちは答えられない」
そうなるとわかってたよ
泣きそうな気持ちをぐって抑え込んで
精一杯の笑顔で
「そっか
騙してごめんね
これからは友達としていてほしい
できたらで、いいから」
「うん
いいよ友達になろ
下の名前で呼んでもいい?」
びっくりした
だって…悪い事したのに
「うんもちろん
ありがとう…」
「話ってそれだけ?
だったら帰るね
また明日」
「うんまた明日」
と帰ってしまった
うん赤松は幸せそうだ
良かった…
叶わないでも嬉しかった
苦かったけど
はじめての恋が赤松でほんとに
それとごめん…
これからは友達よろしくね
携帯を取りだし
電話を掛ける
「もしもし、
あーフラれちゃった
そっち行ってもいいかな?
ふふ、ありがと
やっぱり頼れるのは君だけだよ
夏希」
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