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「お!そ!い!んだけどぉッ!?」
「声がでけぇっつーの」
紺野と別れて、教室行って、やっとのことで目的地に着いた
中に入って真緒を探してると、俺を見つけた真緒がデケェ声で叫ぶ
他の客がうるせぇよってゆー目を俺と真緒に向けてくる
なんで真緒じゃなくて俺まで見んだってな、殺すぞ
「あー、これとこれとこれ」
「店内でお召し上がりでよろしいでしょうか」
「ん」
「あと、お客様、大変申し訳ないのですが、他のお客様の迷惑になるような音量での会話は・・・」
「あー・・・さーせん」
なんで、俺が、怒られなきゃなんねーんだ???
ハンバーガーを頼んでると定員に注意される
俺じゃなくて真緒に言えやクソが
「もぉ5分ってゆったのに30分もかかってるんだけど!」
「うるせぇお前声でけぇんだよ!俺が怒られたじゃねぇか!」
「あ?本当?ごめんね☆」
「・・・」
遅れた俺も悪いと思ってる
けど、ほんっとコイツの謝り方ムカつくな
ドカッと真緒の前に座り買ったもんを口に含む
「なんで遅れたの~?」
「あ?」
それもお前のせいだわ!!
「真緒が始業式ん時ボコボコにした3年に絡まれたんだよ」
「ボクそんなことしたっけ?」
「クラス発表の後、お前すげぇイライラしてたじゃねぇか」
「・・・あ〜アレかぁ」
思い出したのか、山ずみのポテトを咥える真緒
「ほんとポテト好きだよな・・・」
「ハンバーガー美味しくないんだも〜ん」
「食ってる奴の前で言うかソレ」
コイツ、俺が今ハンバーガー食ってるの見えねぇのか
「わりぃわりぃ遅れた~」
「あ!けんちゃん!」
健吾が山盛りのハンバーガーを持って真緒の横に座る
部活やってきましたっつー格好の健吾
「早いね!もう部活終わったの~?」
「終わった終わったー」
「嘘つけ、どーせサボってきたんだろ」
「だって、新入生との親睦会的なモンだったし、腹減ってるし、こっち来るっしょ」
普通の練習でも行かねぇくせに
「つーか!めっちゃ可愛い子いたんだよ!」
「あ、たくポテト食べないなら頂戴~?」
「自分のあんじゃねぇか」
俺のポテトを盗んでいく真緒
どんだけポテト食うんだコイツ
「関西弁で、男女の双子なんだけど、女の子のほー超絶可愛くて!なんつーの?方言がもう最高なんだよな、んであの顔、マジタイプだわ」
「1年生たぶらかすとか、けんちゃんアリエナイ~」
「ありえねぇ」
「うるせぇな!まだたぶらかしてないわ!名前は、南雲 楓(ナグモ カエデ)ちゃんっつーの!」
その後永遠に南雲なんたらの話をし続けた健吾
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