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告白をしてから、数日
俺は前と変わらず、紺野の家に通ってる
本当に何も前とは変わらなかった
紺野の態度も、いつもと一緒
「・・・」
逆に態度が変わればこの気持ちも変わるかもしれないのに
本当に今まで通りだった
俺の告白がなかったみたいに
「たーくっ」
「うおッ」
「どーしたの~?」
ぼーっとしてたらいきなり真緒の顔面が視界いっぱいに広がってビビった
「てゆーか!明日から夏休みだよぉ~!!」
「え、もう!?」
「じゃあなんで今全校生徒が体育館に集まってると思ってんだよ、つーかあちぃ」
「あ、そっか」
「ヤバい溶ける、帰ろうぜ無理無理なんだこの暑さ死ぬ」
「もぉけんちゃんうるさい~!」
「夏なんか滅べ・・・あちぃしベタベタきめぇし、暑すぎて外じゃ女とイチャつけない!」
毎年毎年健吾の暑さ嫌いは見慣れてる
「夏休み何しよっかあ」
「真緒は補講だろ、お前遊ぶ時間あるわけねぇだろ」
「けんちゃんの馬鹿!!!!!」
「ってぇ!」
ばしんっと思いっきり健吾の頭を叩く真緒
今のは痛そうだった
「あー夏休み・・・」
紺野と会えなくなるな
長い休みってのは嬉しいけど、課題は多いわ紺野には会えなくなるわで最悪だな
あーでも、遊びまくりてぇ気もする
「海行きてぇ」
「日焼けするし、わざわざあちぃのに行く意味」
「いいね!海!けんちゃん置いて2人で行こう~!」
「真緒赤点補講だろ」
「たくまで!!!!」
「あ、待て海は嫌だけどプールなら考えてやることもない」
「健吾が考えてること当ててやるよ、室内で水着の女を見れるからだろ」
「正解♪」
「つーか、健吾は部活あんだろ」
「馬鹿だなぁオレが夏休みクソ暑い太陽の下で走るわけねぇだろ~?」
あぁ、コイツは多分、朝の4時とかに起きて走るんだろーな
ほんと馬鹿なヤツ
「桧山せんぱーいっ」
「っ」
「うわ、ビックリした、楓ちゃん?」
「王子先輩にココにおるって聞いて来たんやけど、今の言葉は聞き捨てならないですよ~」
金髪ぱっつんのデカ女が現われた
今終業式中だろ?なんでいるんだよ
つーか、なんか見たことあるよーな
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