アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
.
-
「どーして部活に来てくれないんですか!」
「楓ちゃんはオレがいないと寂しい~?」
「めっちゃ寂しいです!だから来てください!」
この関西弁聞き覚えある
あー駄目だ思い出せない
「たくー前にけんちゃんが言ってた陸部の1年生~?」
「・・・あぁ、そうだ、それだ」
たしか双子で、可愛い可愛いって健吾が言ってたな
「でもオレ暑いの嫌いなんだよね~」
「いいやないですか!汗かいてスッキリしましょうよ!」
「なんでそんなオレに部活出てほしーの?」
「だって、先輩達が桧山先輩の事悪く言うんやもん、桧山先輩が足速いって妬んでんのバレバレやし、見返したいと思っちゃ駄目ですか!」
「うわぁマジ?嬉しいなぁ楓ちゃんみたいな可愛い子に、こんな想ってもらえるなんて♪」
そう言いながら健吾の手が女の頬に伸びる
でも、触れる前に健吾の手はぱしっと叩かれた
「何してん楓」
「樹!なんで来たん?」
「終業式中や、はよ戻り」
「え゛ー!先輩が部活出てくれるって言うまで嫌や!」
「はぁ・・・」
今度は双子の男の方が来た
こっちはすっげぇでけぇ目に金髪ぱっつん
女とすっげぇ似てる、真緒ほどじゃないけど、女顔
「あー!じゃあさ、プール行こう!」
いきなり真緒が大きな声を出しながら名案!とでも言うかのように立ち上がった
「は・・・?」
もちろん俺だけじゃなく、この場にいる全員の頭の上には?が浮かぶ
「けんちゃんは太陽の下で練習するのが嫌なんでしょ?だったらプールで持久力?つければいいじゃん!」
いや、この双子は、健吾に部活に出席してもらいたいだけで、一緒に練習したいわけじゃねぇしって言葉はかき消された
「わぁ!それめっちゃ楽しそう!!な、樹!」
「それで楓ちゃんだっけ?イン○タ上げればけんちゃんも練習してるんやで!ってなるよね!」
「わぁあ!先輩天才やないですかっ!!」
いや、ただただ部活休んで遊んでるだけのヤツになるし、それ
でも、もう真緒と双子女は話しが盛り上がり誰も何も言えない状態
スマホ出してふるふるしてるって事はもうLI○E交換してるし
真緒、コミュ力たけぇ・・・
「じゃあ真緒先輩後でグループ招待するんでそこで色々決めましょ!」
「おっけ~!」
「楽しみやねー樹!」
「はいはい」
双子が屋上から出て行く
嵐が過ぎ去ったみたい
「すげぇオレ等はなんも言わずすべてが決まった」
「言わずじゃなく言えなかったんだけどな」
「大勢でプールっていいよねぇ!楽しみぃ~!」
「だったら、ヒビキとシゲルも誘えば?」
「馬鹿だなぁ拓馬は、アイツ等は2人でイチャイチャするにきまってんだろ」
「は?」
「ここは三宅あたりを」
「駄目!!!」
「は?」
「いいの!このメンツで!もう決定!」
「「は・・・?」」
強制的にすごいメンツでのプールが決まった
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
92 / 141