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真緒side
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ついてない
せっかくたくとプールに来てるのに
ウォータースライダーではシゲで、2人きりになれるチャンスでは樹くん
「・・・はぁ」
最悪だね
「かえちゃんに持たされた浮き輪、すっごく邪魔じゃない?」
「めっちゃ邪魔です」
「ボク達がご飯運ばなきゃなのに、かえちゃん馬鹿なの~?」
ピンクの水玉浮き輪を持たされてる樹くん
ボク重たいの持ちたくないのにー
「ねぇ君達二人だけ?」
「俺等が奢ってあげようか~?」
ボクがグチグチ樹くんに文句言ってたら、知らない男が三人話しかけてきた
ナンパか
水着見て欲しいわ
「お金あるんで大丈夫です~」
「そう?」
「めっちゃ可愛いね二人とも」
「彼氏いるの~?」
樹くんは少し動揺してる
まぁ慣れてるし、ボクが相手するか
「ボク達おと」
「この子達に何か用ですか?」
「オッサン達、男ナンパするなんて趣味いいね~」
ボクの言葉はかき消された
ナンパしてきた男は段々ボクと樹くんの水着を見て青ざめでいき、そそくさとどっかに行った
「なんでいるの?」
「席確保したから伝えに来たんだよ、それよりどこも触られてないよね?」
「あ、じゃあ樹くんの浮き輪持って行って」
ミヤくんに樹くんが持ってた浮き輪を渡す
「ありがとうございます」
「タイミングちょーどだったな!つーか、そろそろ性別検査行った方がいいんじゃね?」
「けんちゃんこそ頭診て貰った方がいいよ」
「真緒、言うようになったな・・・!」
「へっへーん」
べーっとけんちゃんに舌を出して笑う
「じゃ、席んトコ来いよ」
「え!?帰るの!?」
「オレ等の仕事は終わりました~」
「真緒クンが居て欲しいなら南雲クンと代わろうか?」
「はーい結構でーす大人しく待っていてくださーい」
たくと2人きりになれないのに、ミヤくんと2人きりになるわけないじゃん!
せっかく来たなら持ってくの手伝ってくれてもいいのに!
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