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駿side
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「…ん…しゅん…駿!」
ハッ
目が覚めると目の前に鎌がいた
「起きて!朝ごはん!学校遅れるよ!今日から学校いくんだろ!」
「うぅん…あと五分…」
「キスするよ」
「オハヨウコザイマス」
「いい子…立てる?」
「うん大丈夫」
立とうとしたら腰に激痛が…
「痛った」
「昨日は激しかったもんね」
(よくそんなこと普通に言えるな…)
俺の顔がムスッとしたのだろう鎌は俺の頭をくしゃくしゃ撫でて
「リビングで待ってるよ。着替えたら下降りてきな」
「分かった」
鎌は俺の部屋を出ていった
ズキン
(まただ…今日薬局行って頭痛薬買おっかな…)
俺は制服に着替えてリビングに向かった
「やっと降りてきた」
テーブルには味噌汁・ご飯・焼き魚があった
「8時の電車だから7時50分に出るよ」
今は7時15分
ここから駅まで徒歩5分
「分かった」
「いただきます」
「いただきまーす」
味噌汁を啜る
「美味しい…」
「よかった」
俺はあっという間に食べ終わった
「ごちそうさまでした」
「ごちそうさまでした」
「お皿洗っとくから駿は歯磨きとそのボサボサ頭を何とかしてきな」
「分かった」
台所にお皿を持って行って洗面所に向かった
(そういえば俺昨日風呂入ってない…)
ちらりと時計を見る
7時30分
(間に合うか…)
風呂場に入りシャワーをしているとそれに気づいた鎌が
「バスタオルここ置いとくな」
「ありがとう」
鏡を見ると身体中にキスマースがあった
顔が熱くなるのが分かる
「あれ…?」
鎌のキスマークは身体中にある…けど…首筋のキスマークだけ何か違う
(ここだけ…違う?)
なぜ違うかは分からない…でもここだけは違う…鎌のじゃない…
ズキン
(誰…の?)
クラッ
ガシャン
立ちくらみがしてその場に倒れた
シャワーが出しっぱなしで頭が濡れる
起き上がろうとする
ズキンズキン
「いっ…つ」
「駿?なんかすごい音がしたけど大丈夫か?」
「っ…」
声が出ない
「開けるよ?」
ガラッ
「駿!?」
鎌がシャワーを止めて俺を抱える
「ごめ…立ち…くらみ」
「大丈夫か?」
「頭…痛い」
「…今日は休もう」
「…うん」
俺は抱きかかえられて風呂場を出た
体を鎌に拭いてもらう
恥ずかしくて顔が赤くなる
鎌がクスリと笑って
「なに?恥ずかしいの?」
「恥ずかしいに決まってるだろ…」
(だって抱えられたまま拭かれるとか…しかも俺のがっつり見えてるし…)
そんなこと思ってる間に体を吹き終えたらしい
俺の体を毛布に包ませ抱えあげられた
(あったかい…)
「眠い?」
「うん」
「寝ててもいいよ」
「分かった…ごめ…ん」
俺はそのまま眠った
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