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あっさりバレてしまいました←
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少しの間皇に手を引かれたままで辿り着いた場所は数学準備室という所だった
え?
数学準備室って何?
数学ってなんか準備する事あんの?
呑気な事を考えている間にも皇はそこの鍵を開け中へと引っ張られる
俺を引っ張り込むと次は鍵を閉め始めた皇
蒼琉「え?なんで鍵閉めてんすか?」
別に鍵閉めなくて良くない?
疑問を皇に投げ掛ける
皇「込み入った話だって言っただろう?
これは念の為」
はぁ?
蒼琉「まぁ鍵はいいっすわ
それで、話ってなんすか?」
皇「うん。話ってのはね?単刀直入に聞くよ
君………
クロウって通り名で暴走族の総長してるでしょ?」
えっ?
皇「君を1度見た時から『あの子はクロウかな』って思ってたんだよね」
蒼琉「ちょ、ちょっと待てよ
何で俺がそのクロウだって思うんだよ…」
今までバレた事がない秘密
それがこんなあっさりバレる訳がねぇ…
皇「確信を持てたのは、君が今左に付けてるピアス」
ピアス?
あ!
そーいや、朝に取るの忘れてた……
でも、俺の左耳はいつも髪で隠れてる
じゃあいつ見た?
皇「ふふ、いつ左耳ピアスを見たんだって思ってるでしょ?」
蒼琉「っ!」
なにこいつ!?
エスパー!?
ねぇ!エスパーなの!?
皇「そのピアスを見たのは玖珂くんが俺の質問タイムの時に寝てた時だよ?」
あ、あの時かあああああああ!!!
皇「ピアスなんて誰でも付けてるけど、今玖珂くんが付けてるそのピアスはBLACK DOGという暴走族のトップしか付けてないデザイン」
そんな事まで…
そう。今俺が付けてるピアスは俺が入ってる暴走族で総長になった奴しか付けれない特注品だ
だから店では取扱っていない
皇「もう一度問うよ。
君はクロウと言う通り名でBLACK DOGの総長だね?」
皇はニコニコとイケメン笑顔で俺に質問をしてくる
蒼琉「くっ…そーだって言ったらどーすんだよ?」
ピアスの事を知ってる奴にこれ以上誤魔化しても通用しない
それならもういっその事開き直った方がましだ
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