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『指定席』8 (さかうら)
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うらたside
坂「うらさん、待って!」
なんでついてきたんだよ…。
一人になりたくて飛び出してきたのに……。
坂「うらさん?……なんで…泣いてるの?」
う「っ!坂田には関係ないだろ!?」
…さっきのショックのせいか怒鳴ってしまった…。
坂田、今ので俺、嫌われちゃったかな…。
坂田は俺の心配をしてくれただけなのに…。
坂「…うらさん……。」
う「!?…さか…た…?」
坂田が俺の名前を呼びながら近づいてきて、坂田の匂いとともに暖かいものが俺を包み込む。
う「!…さか…た…?」
坂「うらさん。俺は、ずっと前からうらさんの事が好きでした。」
そう言って坂田は俺から離れた。
坂「…ごめん…気持ち悪いのはわかってる…。
けど、いつも気が付いたら目でうらさんを追ってて…。
振られるってわかってても、想いを伝えられないのが辛くて……。
だから、うらさんから好きな人がいるって聞いたときに、伝えるだけ伝えよう、って決めたんだ。
…本当にごめんね。……って、なんでまた泣いてるの!?」
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