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席につくとすぐにカーテンを閉める。
これだとさっきよりはマシなので少し落ち着く。
そう言えば、隣の席のやつと前の席、斜め前の席のやつが来ていない。
人が近くにいない…ラッキーだ。
ーガラガラッ
「おはよーっす」「はよ」「おはようございます」
…誰か来た。
3人…てことは僕の周りの席の人か?
「てめぇら…また遅刻か!!」
「だって〜一稀が今日は休むとかいい出したからさ〜」
…うるさい。
イライラが積もってくる。
話しかけるなよ…お願いだからこれ以上イラつかせないでくれ。
「…あ!みない顔がいる!新しく来た子??名前は?」
…お前らに教える義理はない。
『…それを言って僕に利益はあるの?』
うわ〜、3人揃って固まってるよ…。
「ぶっ、あははははっ!君、面白い!利益か〜。俺ら有名なんだけど、知らないなんて珍しいねー」
…自意識過剰。
『…先生』
目で出ていっでもいいかと訴える。
一瞬ダメだと首を振られたが、睨むと了承してくれた。
ずっと喋りかけてくる、3人の内のチャラ男を無視して教室を出る。
何処に行こうか…。
暗いところ…。
ふと音楽室を見つける。
暗い。ここにしよう。
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