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皇龍
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ー放課後
「東上。行くぞ」
『あ、ちょっと待って。連絡してもいい?』
放課後、柳瀬が僕の席に来た。
…そんな事しなくても別に逃げないのに。
僕は、正樹さんに今日は皇龍の倉庫へ行くから帰りが遅くなると連絡をいれた。
『もういいよ。行こうか』
柳瀬を含む、3人に加えて2人増えていた。
この2人も皇龍の人か?
昇降口を出て、バイクの置いてある場所へ移動した。
「東上。お前は俺の後ろに乗れよ」
とヘルメットを投げられた。
この俺様な感じが苛つくが、他の人はあまり知らない人なので、柳瀬のバイクに仕方なく乗った。
バイクが走り始めると、スピードが速くて風が気持ちよかった。
数分走って着いたのは、カフェだった。
…なんでカフェ?
柳瀬を追って店に入ると、優しそうな女の人がいた。
「いらっしゃい、みんな。あら、珍しいわね。あなた達がお客さんを連れてくるなんて」
「…手は出さないでくださいね?これでも俺のお気に入りなので」
よくわからない会話をしていた2人。
僕にはさっぱり理解が出来なかった。
柳瀬が店の奥へ入っていき、ついて行く。
ずっと進んでいくと、急に広い空間に出た。
「ここが皇龍の倉庫な」
…凄い。カラクリみたいだ。
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