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「皆さん!おはようございますっ!」
とカラフルな頭の人たちが一気に頭を下げてくる。
「おう」「っはよー!」「おはようございます」
とそれぞれが返事をする。
人にあまり慣れていない僕は、思わず後ずさってしまう。
それに気づいた柳瀬が僕の頭をポンポンっと撫でて、「大丈夫だ」と言った。
僕は何故だかその言葉にホッとした。
「あの、失礼ですが、そいつ誰ですか?」
1人の不良が聞いてくる。
僕にはどうしたらいいのかなんて分からなくて、俯くことしか出来なかった。
「こいつは、仲間だ」
……は?
いや、待てよ。
誰がいつ仲間になるだなんて言った?
さっきまでの静かな自分が嘘みたいに通常運転に戻る。
えぇ。お察しの通り、柳瀬にグーパン食らわせましたよ。
勿論、周りの不良に睨まれたが…。
残念ながら僕には効かない。
だって赤目だよ?
睨みや殺気には慣れてる。
僕より怖い睨み効かせれるやつなんている訳がないのだから。
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