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陽向『正樹さん、ただいま戻りました』
正樹「陽向〜!おかえり。大丈夫か?」
陽向『はい。大丈夫です』
よし!じゃあ、ご飯にしようかと正樹さんが食卓に晩御飯を出す。
僕が帰るまで待っててくれたんだ…。
正樹「陽向、今日学校どうだった?」
ご飯を食べていると正樹さんが聞いてきた。
今日、初めて学校行ったんだよな…もう行きたくない。
陽向『…もう行きたくないですね…皇龍の人達が何より必要以上に関わってきて…疲れました』
正樹「…ぷっ…あははははっ、陽向らしいな(笑)」
何がおかしいんだろうか…?
笑う正樹さんをじっと見つめる。
正樹「…あははははっごめんごめん、皇龍はいい人がいっぱいだから大丈夫だよ。陽向も彼らと一緒にいてみたらどうかな?」
………一緒に?
どうして?僕は1人でも生きていける。
何故、あの人達と一緒にいなきゃいけないのだろうか?
いつかは別れが来ることを分かりながら一緒にいる理由はなに?
陽向『…一緒に…ですか?』
正樹「陽向。お前が他人と居たくないのも分かる。けど、人を信じるという事をお前は知った方がいい」
陽向『…正樹さんがそう言うならそうなのかも知れませんね…分かりました。努力してみます』
えらいえらいと頭を撫でてくれた正樹さんの手は凄く暖かく感じた。
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