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次の日
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午前10時。
校門の前で行くか行くまいか悩む。
正樹さんにああ言ったからには奴らと話したりとかしないといけないのだろうけど、やはりどうしても行きたくない。
奏汰「あれ?ひなっちじゃーん!」
夏智「陽向〜!おはよっ!」
………あぁ。来ちゃったよ。
つか、もう10時じゃん。遅刻だぞ?(←お前もな)
あれ?あいつがいない。
いや、あいつがいなくても僕には関係ないじゃないか。
無意識に柳瀬を探す自分に腹が立つ。
奏汰「よし!ひなっち学校行くぞ〜」
もう着いてるよ。
あと校舎入るだけだし。
奏汰の後ろに付いて歩く僕に、夏智が
夏智「大丈夫。柳瀬なら後少しで来るから!」
……?!
な、んで?僕はそんなにわかりやすいのか?
こいつ…エスパーか?
夏智「安心してよ。俺の母さんがちょっと君に雰囲気が似ているんだ。だから何となくね?」
陽向『…夏智のお母さんって…?』
夏智「ん?どうした?学校始まるよ?」
…ってこの時点でもう始まってるよ。
なんか…上手くはぐらかされた。
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