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龍姫
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一稀「おぃ。今から紹介したいやつがいる」
倉庫の中心に柳瀬が立ち、下っ端や幹部を集める。
下っ端はどの子も柳瀬の事を尊敬の眼差しで見ていた。
こうやって見ると、やっぱり柳瀬はちゃんとした総長なんだなと感じさせられる。
柳瀬に目で合図されて前に1歩でると、全員が僕に注目する。
…やっぱりだめだ。
人が苦手な僕にとってこれはきついものがあった。
それに、この人達に歓迎をしてもらえる自信が無い。
僕はここにいるべきじゃない……
ートンッ
…っ!
柳瀬が僕の肩を落ち着かせるように叩く。
一稀「大丈夫」
陽向『………と、東上陽向です』
一稀「こいつは、龍妃だ。この意味わかるよな?」
下っ端「待ってください!そいつは男ですよね?」
一稀「だからなんだ?俺らは他人の作ったルールに縛られなかったんじゃないのか?」
下っ端「…っ!そうでした…すいません」
一稀「他に何か言いたいやつは?」
下っ端「「ないっす!」」
そんなこんなで無事、龍妃となった。
誰も僕が龍妃になる事を反対する人もいなくて、それが嬉しかった。
一稀「あ、そうそう…陽向は俺のもんだから手ぇだすなよ?」
は?こいつ…俺はものじゃねぇし、それにいつお前のものになったんだゴラッ!
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