アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
柳瀬
-
一稀side
陽向を送ってから1度倉庫へ戻ると、奏汰がおやつが食べたいと駄々をこねていた。
はぁ…ほんとにガキだな……なんでこいつが幹部なのかいつも不思議だ。
まぁ、喧嘩となったら真剣だからその真剣さを普段から使って欲しいよな。
—— 一稀『はぁ…しゃーねぇな。誰か、町の見回りもついでに行くんだが、一緒に来るやつは?』
夏智「はいはーい!見回りなら僕も着いてく〜!」
一稀『じゃあ、夏智行くぞ』
おー!と夏智のいい返事を聞いて2人で町へ見回りに行く。
ちょくちょく行かねぇと強姦するヤツや、カツアゲする奴らが出てくるからな。
暫く歩いていると、路地裏から鈍い音が微かに聞こえた。
………ん?喧嘩か?
とりあえず見てみるか。
路地裏に入っていくと、ビチャという音がした。
足元を見ると、そこには大量の血があった。
一稀『うわっ、なんだここ……血の海…?』
何があったんだと周りを見渡す。
そこには3人が倒れていて、一つの影が動いた。
一稀『…お、お前…もしかして赤m…うっ』
赤目かと聞く前にその影は俺の背後に回った。
その影は、俺が受け身をとるよりも速く一瞬で何が起こったのか分からないうちに俺の意識は途絶えた——。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
31 / 97