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拓斗「とりあえず、そこのソファーに寝な。陽向、貧血になっているだろ?」
どうしてそんなに分かるんだ…?
確かに、寝てないし、血も足りてないのとで少しふらふらしてるけど、バレる程ではないはずだ。
普通なら分からない。
拓斗にソファーに寝かされる。
でも、夢を見るのが怖くて寝れずに天上を見つめていると、
——ガラッ
誰か来た?
拓斗「丁度いいタイミング。俺、授業行くからあとよろしく」
拓斗が誰かに話しかけたのが聞こえて、誰がいるのだろうかと見てみると……柳瀬がいた。
一稀「は?どういう事だよ」
拓斗「詳しい事は後でメールで送ったから。あと〜〜。」
一稀「分かった」
拓斗が柳瀬に何か言ったが最後は聞き取れなかった。
何かを理解した柳瀬がこちらへ来る。
陽向『拓斗に何言われたの?』
一稀「内緒♪ 」
陽向『………』
一稀「コホンッ……ま、まぁとりあえず寝ろよ」
陽向『眠くない』
そう答えると柳瀬の手が僕の頭を撫でる。
一稀「大丈夫。お前の心配するような事は何も起こらねぇからよ」
僕が何を心配してるのかなんて分からないはずなのに…なんで柳瀬は僕が欲しい言葉をこうも言えてしまうのだろうか…。
僕は柳瀬の言葉と手の暖かさで、すぐに眠りに落ちた。
陽向said end
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