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like?love?
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柳瀬が…?僕を好き?
いや、騙されちゃ駄目だ。
そんなのいっときの感情にすぎないし、そもそも好きと言ってもlikeとloveで全然違う。
柳瀬のは多分、likeの方だろう。
一稀「勿論、恋愛感情の好きだ」
…loveの方だとハッキリ言われてしまった。
陽向『……僕のことが好きなのは分かった。けど、僕は柳瀬の感情には応えられない』
一稀「そっか…じゃあ仕方ないな」
陽向『…ごめん』
一稀「?なんで謝んの?これから好きにさせれば良いってことだろ?」
……What?
コレカラスキニサソレバイイッテコトダロ?
…………そう言えば、こいつ俺様だったな。
忘れてた。
なら、仕方ないな。
って、全然…
陽向『良くない!』
一稀「大丈夫。後悔はさせねぇし」
…そういう問題ではございません。
てか、僕はもう柳瀬とは関わらないようにしようと決めたばかりなのに。
なんで、こうなっちゃった?
ーチュッ
一稀「絶対好きにさせるから。覚悟しとけよ?…お嬢サマ?」
柳瀬は僕の腕の包帯部分を、いたわるように口付けをし、覚悟しとけなんて言い出した。
その姿はカッコよすぎて、僕は恥ずかしくなり顔を隠すように上に掛けてあった布団を被った。
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