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あと3日
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一稀「陽向?おーい、陽向!どうした?ぼーっとして」
陽向『…えっ、あぁ柳瀬か。ううん、大丈夫』
あの日から、もう4日も経ってしまった。
僕の日常は何も変わってなくて、あと3日でこの日常が終わるなんて考えられない。
いつものように騒ぐ奏汰や、それに冷たく突っ込む悠也。
あの日のことが嘘だったらどれだけいいだろう。
そんなことを日々考え、刻一刻とその日は近づいてくる。
その日になれば柳瀬も他のみんなも裏切らなければならない。
その前に、思い出を作ってもいいかな…?
そんなの許されないかもしれない。
だけど、これが僕の一生のお願いだから。
どうか、この願いを許して欲しい。
陽向『あ、あのさ、みんな。今度の土曜日遊びに行かない?』
一稀「ん?珍しいな。んー、じゃあカラオケにでも行くか?」
陽向『…うん、みんなの歌声聞いてみたい』
カラオケって今まで行ったこと無いな。
僕は歌うのは得意じゃないけど、カラオケに行ってみんなの歌声を、声をこの耳に焼き付けよう。
一稀「よっし!土曜日は8時間歌いっぱなし覚悟でみんな来いよ!」
奏汰「ぅおっしゃー!」
夏智「いぇーい」
悠也「はぁ、騒がしくなりそうですね…」
拓人「……同感」
そんなこんなで土曜日はカラオケに行くこととなった。
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