アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
人形
-
陽向side
陽向『…んっ…っ、痛っ』
窓から指す光で目を覚ます。
起き上がると身体中が痛くて少しでも動くとズキズキ痛む。
昨日もあのジジイ思う存分にやってくれたな、なんて呑気なことを考える。
えっと…ここに来て何日経ったのだろうか。
わかんないや。
父さんは毎日ここに足を運んでは、僕の事を殴り続けて、気が済んだらまたどこかへ行く。
ご飯は1日に1回しか貰えないので、日に日に抵抗する気力も無くなってきた。
もうこのまま死ねれたらどれだけいいか…。
でも、死んでしまったら柳瀬やみんなの事を忘れてしまう。
そんなの嫌だ。
それに、こうして生きるのは、柳瀬達を裏切った僕への罰だ。
だから、絶対に生きる。
ードスドス
あ〜ぁ。もう来ちゃったか。
夕方くらいに差し掛かると、階段を父さんが上がってくる音が聞こえる。
今日も僕は、父さんの玩具になる。
ーバキッドカッ
「おいおい、もっと泣き叫べよ。俺の玩具なら玩具らしく俺を楽しませろよ!!」
……ここまで来たらなんだか父さんが可哀想に思えてくる。
だって人を殴らないと、自分のストレスを解消することが出来ないんだから。
殴られている時にこんなことを考えている僕は、父さんよりもっとおかしい奴なのかもしれないな。
「…チッ、使えねぇな。どうやったらその顔を苦痛で埋め尽くすことが出来る?………あ〜そうだ」
嫌な予感がした。
「こうすればいいんだ」
そう言って僕の服を破き始める。
その後、胸から首すじにかけてねっとりと舐め上げる。
気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。
嫌だ…誰か助けて。
———柳瀬っ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
63 / 97