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…え?僕が正樹さんの養子?
なってたっけ?
一稀「コソッ…これは嘘だけどな」
あぁ、なるほど。
一稀「でも、正樹さんはお前を養子にしたがってるよ。それは本当」
陽向『う、うそ…本当に?僕なんかを?』
一稀「僕なんかなんて言うなよ。陽向」
…嬉しくて、ありがたくて…
正樹さん…本当に、ありがとうございます…
陽向『…っ…く、ヒック…』
一稀「一緒に帰ろう」
陽向『…っ、うん、!』
ご飯をろくに食べれていない僕は柳瀬に支えられながらよろよろと立ち上がる。
「…そんな事許さない。信じない!!!」
部屋から出ようとすると父さんの声が聞こえた。
柳瀬はそんな声に振り返らずに部屋を出ようとしていた。
けれど、父さんが手元にあった、ハサミを持ち柳瀬に走ってくるのが見えた。
柳瀬が危ないっ!
僕は咄嗟に柳瀬を押した。
陽向『柳瀬!…っ、』
一稀「陽向…?!陽向!おい!陽向っ!」
夏智「どうしたの!?」
奏汰「陽向!…てめぇ…ーバキッ」
あれ、夏智だ。
みんなもいる…。
僕は父さんにハサミで刺され、只でさえフラフラだった為簡単に倒れる。
柳瀬が僕を抱きしめる。
陽向『柳瀬っ…大丈…夫…?』
一稀「大丈夫だよ!それよりも自分を心配しろ!!」
陽向『…よかっ…た、』
柳瀬が大丈夫だと分かって安心した僕はそこで意識を手放した。
陽向side end
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