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奏汰「ひなっち〜お見舞いに来た〜!……って何してんの?」
わっ、奏汰に見られた!?
焦って身を寄せていた柳瀬を思いっきり突き飛ばし、
陽向『ちょ、ちょっと目にゴミが入って取ってもらってた』
と言い訳しておいた。
奏汰「なるほどねぇ〜大丈夫か?」
陽向『う、うん、大丈夫!』
一稀「…痛ってぇ…おい陽向!突き飛ばすことねぇだろ!!」
…うん。まぁ、病院であんなことしてきた柳瀬が悪い。うん。
うわぁ…すごく睨んでるんですけど…?
と思いきや、いきなりなにか思いついたようにニヤリと笑う柳瀬。
嫌な予感しかしない。
一稀「奏汰。俺らさ、ちょーラブラブしてた訳。意味わかるよな?」
奏汰「あ、マジで?病院でセックスとかちょー羨ましい!…俺もナースの人捕まえてこよっかな〜」
一稀「おう、そうしろ。俺らもイチャイチャすっから」
奏汰「ひなっち〜感想よろしくな〜」
は、はぁぁああ!?
陽向『ちょ、奏汰!?無理だから!』
ーガラッ バタンッ
あ…また柳瀬とふたりっきりになってしまった…。
一稀「さぁて、奏汰にも感想教えてって言われたし、こりゃヤるしかねぇな」
あぁ…だれか僕の処女を守ってくれてる人はいないのか…。
…ん?待てよ…僕が下って決まったわけじゃないよね!
僕が、柳瀬を抱く………無理だ。
僕には出来ない。
ここはどうやって逃げるかを考えるしかない。
あ、そう言えば正樹さんがいざと言う時に使えと言っていた仕草があった!
まだ試したことないけど、使ってみるか。
えっと、45度くらい首を傾げて、上目使いして…
陽向『また今度…ね?』
あー。何かを失った気がする。
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