アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
放課後、会議を終えた僕はまた項垂れていた。
この学校は学年ごとに出し物が決まっているらしく、
1年は教室展示、
2年は演劇、
3年はダンス
となっていて、テーマごとに沿ったものを演じなければならないらしい。
僕らは2年なので、演劇で、テーマはアニメだった。
陽向『来週までに演劇の内容決めて買い出しもするだなんて無理だろ!今日木曜日だよ!?』
一稀「まぁ、俺がいるから大丈夫だって」
一稀の方をジト目で見る僕。
陽向『あ〜、うん。ありがとう』
一稀「お前…信用してねぇな?いいから俺に任せろって」
陽向『うん…任せるわ』
非常に任せるのが不安です…。
でも、そんな不安は次の日に消えた。
次の日、一稀は放課後クラスのみんなを集めて、
一稀「お前ら、来週の月曜日までにやりたい演劇の内容決めてこいよ!それだけだ。残ってもらってありがとな」
一瞬でクラスのみんなに伝え終わり、
月曜日。
出てきた案は5件だった。
そこから多数決をして出し物が決まり、あとは買い出しだけになった。
陽向『一稀…凄いね…ありがと』
一稀「じゃあご褒美頂戴?」
陽向『…まだ買い出しが終わってないから…』
一稀「お前、焦らしプレイ好き過ぎかよ…」
だってさ、恥ずかしいんだもん…てへぺろ?
……。
…僕は自分のキモさにまた項垂れたのだった(←本当はくそかわいい)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
77 / 97