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影の正体
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ーガシッ
陽向『おい。待てよ』
「な、何だよ!」
陽向『てめぇ、さっき皇龍の総長殺そうとしただろ?訳説明してくれるよな?…まぁ、でもここじゃあれだし…こっち来なよ』
そして立ち入り禁止の所へ男を連れて行く。
陽向『…で?訳を教えろ』
「はっ、言うわけねぇだろ。てめぇ馬鹿か?」
まぁ、正直に言うわけねぇよなぁ…。
と奴が怪しい動きをしている事に気がついた。
陽向『へー、俺をここで殺して口封じしたかったか?』
「なっ……くそがっ」
奴はポケットの中に仕込んでいたナイフを取り出して俺に目掛けて来る。
はぁ、いくら俺が最近赤目として活動してなくてもそれくらい避けれるし。
舐めてもらっちゃ困るんだよなぁ〜。
攻撃を避けて1発殴る。
陽向『んで?ちゃんと教えてもらおうか』
「…くっ、…ハハッ誰が言うか」
陽向『…そうか、残念だ』
俺はそう言って奴が落としたナイフを手に握る。
陽向『もう人の血を見るのは辞めようと思ってたんだけど…仕方ないよな』
と奴に近づく。
「ま、待て!言う!言うから!殺さないでくれっ」
ははっ、誰も殺すなんて言ってないんだけどな。
ただ、傷つけて血をみるのはもう辞めたって事を言っただけだし。
「皇龍を…つ、潰すためだ。皇龍がいなくなれば一位の座が奪える」
陽向『ふーん。んで?お前の族は』
「それは…言えねぇ」
陽向『そっか、そっかぁ。じゃあ仕方がないか』
「うわぁぁぁ!びゃ、白狐です!!」
陽向『なるほどな。情報提供ありがとうございます。じゃあね』
とりあえず、男を殴て気絶させて立ち去る。
白狐ねぇ……これは調べる必要がありそうだな。
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