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備えあれば憂いなし
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陽向said
あー、くそっ!
なんで情報が出てこないんだよ!
どれだけ探っても知らないという。
皇龍を潰すという事だけが共通しているだけ。
…はぁ、こんなんじゃ埒が明かない。
こんな事さっさと終わらせないと…。
多分、一稀は僕の行動を怪しんでいるはずだ。
いつも何か言いたげな顔でこちらを見ていたり、何かを言い出して止めることが最近多い。
でも僕がそれを言わせない空気にしている。
それに皇龍は今、人数が減ってきている為に日に日に目に見えない敵に相当ピリついているようで、幹部を取り巻く空気は張り詰めている。
皇龍も見たところ情報は握れていないようだし…
もうこうなったら奴らが攻めてくる前に、倒すべきだな。
今日行くか?
いや、余りにも無計画すぎる。
僕は赤目だけれど、1度に何人も相手をするのは初めてだ。
それに、向かうのは相手のテリトリーでもある倉庫。
倉庫の構造や、人数など知っておかないとだめだ。
そう考えた僕は明日に行く事にし、家に帰って、赤目の服を用意し、白狐の今知っている情報をまとめる。
ざっと150人か……少々多めだな。
あとは…武器の使用があり…と。
倉庫は出入口が2箇所…ね。
これくらいの情報があれば大丈夫かな?
とりあえず、明日に備えて寝る!
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