アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
赤目がどうしてここに…?
俺が固まっている間に次々と白狐を倒していく赤目。
赤目「おい、皇龍の総長さんよ。こいつらの相手は俺がする。お前は今すぐ仲間の手当てしてろ」
赤目に声をかけれ、我に返る。
フードから赤い目が見えた。
あ、本当に目が赤い…。
でも、どこかで見た事があるような…
それと…
一稀『お、おぉ。赤目、大丈夫か?』
赤目「何がだ。喋ってる間があるんならさっさと手ぇ動かせ」
冷たく言い返されたが、どう見ても顔が赤い。
一稀『でも…お前、顔が赤い…』
俺の心配をよそにどんどん敵の中心に入って行き、倒していく赤目。
そんな姿に暫く見入っていたが、赤目に言われた通り、仲間の手当てを優先した。
一稀『…よしっ』
全員の手当が終わり、赤目の方へ目をやるとそこに立っていたのは、赤目と白狐の幹部のみだった。
夏智「一稀、なんで赤目がここに?」
一稀『俺にもさっぱりわかんねぇ…』
拓人「…かっけぇ」
本当に赤目の戦い方はかっこいい。
無駄な動きが一切無い。
やがて、立っているのが赤目のみになり、あっさりと白狐を解散させてしまった。
…す、すごい。
呆気にとられていると、赤目が白狐の総長にとどめを刺し、よろっと立ち上がる。
すると、急に咳をしだした。
一稀『赤目っ!?大丈夫か?』
咳が止まらないようで苦しそうだった為、赤目に近寄る。
赤目「…ゴホッゴホッ、っ、近寄んなっ、ゴホッ」
一稀『無理だ。お前、風邪ひいてんだろ』
赤目「本当にっ、ゴホッゴホッくん、なッ……」
そう言って、赤目は倒れた。
一稀『赤目!?』
一稀said end
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
90 / 97