アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
、
-
陽向said
白狐の総長に止めを刺したあと、異様な脱力感に襲われた。
流石に100人もの相手をするのは堪える。
陽向『……ハァハァッ、ハァハァッ』
疲れた。
やっぱり久しぶりにこんなに動くと身体が追いつかないか…
それに身体も少し暑い。
陽向『…ハァハァッ、っコホッ……ゥッ、ゴホッゴホッ』
咳が出てきた…っ!もしかして、風邪か?
でも止めようとすればするほどに咳が止まらなくなる。
速くここは帰った方がいいな…。
そう思い、倉庫の出口へ向かう。
一稀『赤目っ!?大丈夫か?』
その時、心配そうにこちらへ駆け寄ってくる一稀が見えた。
一稀はどんな時でも優しい。
…ってそんなこと考えている場合じゃない。
赤目「…ゴホッゴホッ、っ、近寄んなっ、ゴホッ」
風邪が移るかもしれないし、それに……
赤目が陽向だってことがバレたら絶対に僕からみんな離れてしまう…。
どれだけ僕が拒絶しても、
一稀『無理だ。お前、風邪ひいてんだろ』
そう言って近寄ってくる。
赤目「本当にっ、ゴホッゴホッくん、なッ……」
あ、やばい…咳が…。
でも、バレたら…。
けれど、体力などの限界が来てしまった僕は、その場で倒れてしまった。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
91 / 97