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20話
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かれこれ約30分後に氷琥達はゴールした
「おめでとう!貴方たちが1番手ね!!!
流石、巫琥さんの弟さんと柊家、藤宮家の当主様ね!」
待っていた先生達が拍手していた
礼をし、挨拶をしてから部屋に向かった
「はぁー!疲れた~涙
先生たちのあの言い方なんだよ!
ムカつくな!これで2位とかだったらまたなんか言ってたんだろうな!<(`^´)>」
「…こら誠…そんな言い方は良くない
先生方は悪気はないだろうが…まぁたしかにあの言い方は
好きじゃないな…」
ジャージを脱いでベッドにぼふんと飛び乗った誠、
その横のベッドに氷琥がこてんと座り
その横に有璃は脱ぎながら言った
「うー…」
目をゴシゴシしながら俯く氷琥
それを見た2人は
「どした氷琥?
眠いか?」
「んー…ね、ねむたうなあ…んだ…らぁ」
「何言ってるかわからんぞ笑
まぁ、朝も弱いのに神獣を呼んであの速度とか…
仕方ないな
まだ全員来るまで時間はある寝ておいときな」
そうやって有璃は頭を撫でた
その有璃の手を頬に近づけて
「んー…(チュッ)
おやすみぃ…おに、ちゃ…」
ふにゃっとした笑顔で有璃を見る氷琥に
有璃は思わず照れてしまい
「なっ…!!!!///////」
そのまま氷琥は力が抜けたかのように横に倒れ
深い眠りについた
「あーあ寝ちゃった♡
相変わらず可愛いね氷琥~(スリスリ)
ま、有璃は今からトイレかな?爆笑」
少し有璃をちら見してニヤニヤする誠に有璃は図星を突かれたのかかなり焦った声で
「う、うるさいぞ!
ちょうどお腹が痛くなってトイレに行きたいだけだ!
バカ誠!!!!」
そう言ってスタスタとだが扉を閉める音だけはでかかった
「氷琥~これからの物語が楽しみだよォ~♡
(チュッ)ね?俺らの大切な大切な〝お姫様〟…」
そう言いながら眠った氷琥の髪の毛を解き、
髪先にキスを落とした
ー俺もそろそろ指定位置につかなきゃなぁ~ー
いつもの無邪気の笑顔じゃない
笑みをこぼした誠であった
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