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番外編1
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12/31
鴇家にてある一室から騒がしい声が聞こえた
鴇氷琥の部屋であった
今日はお泊まり会である
「なーなー!
ひーーこーー!
このお菓子開けていー?」
「こら誠!お菓子を開けるならテーブルの上でしろ!
床にお菓子のカスが落ちたらどうする!!」
有璃がテーブルを指さして誠に言っていた
「ふぁーい
もー有璃は俺のお母ちゃんかよ〜」
そう言いながら誠がテーブルの上で
お菓子を開けていた
氷琥はクスリと笑いながらまったくと言った
「僕、お兄ちゃん以外と年明けするの初めてだな…」
ポツリと氷琥は言った
小さい頃は過ごす相手などいなかった
孤独だった
父親のせいで…
この瞳のせいで親戚などからも蔑まれ
誰もそばにいなかった
今は誠や有璃がいてくれる
他にも話せる友達ができた
大切な人もできて、
信じる相手もできた
家にもこうやって呼べて…
氷琥の心はポカポカ暖かくなっていた
ー…ありがとう…神様ー
「おーい氷琥~
早くこっち来いよ〜!!!!!!!!!
ガ〇使始まっちゃうぜ?」
「CMは本当にいいところで区切るな…
これが視聴者を逃さないコツか…?」
「あ、うん!」
3人でのんびりワイワイ楽しんだ
テレビを見て笑ったり
ジュースもお菓子もたくさん買って
ジェンカやUNO、トランプもした
誠がいがいと器用でトランプでタワーを高く積み上げたり
有璃は逆に不器用なのかトランプタワーは1段もできなかった
ゲームもしてみた
太〇の〇人をみんなで初めてしてみた
誠はリズム感覚があってすぐ鬼をしだした
氷琥も誠のあとを追うように鬼をしたが
有璃は裏鬼が出来ていた
先程負けまくっていたので
自分が一番だとなった瞬間今までに見たことないくらいのドヤ顔をしていた
あっという間に時間は過ぎていった
そして23時59分
「楽しかったな!!今年も」
誠がニッカリ笑う
有璃もフッと笑う
「確かになこんなにも楽しいのは久々だ」
「2人とも、ありがとう来てくれて…照」
そう言うと顔を見合わせて2人は氷琥を見ていう
「「俺達友達なんだから当たり前だろ?」」
笑顔でいう2人は氷琥にはその時
とても輝いて見えたらしい
「うん…!」
そして
「3!」
「2ー!」
「い、1…!」
カチッと時計がなる
0時の音であり、
新年を知らせる音だった
「「「あけましておめでとう!!!!」」」
3人がいっせいに言う
3人はまた笑い合う
「今年も楽しい学校生活にしような!(*^^*)」
「楽しくいこう」
「うん!」
そう言ってまたゲームをし始めた3人であった
~~〜~~~〜~~その頃~~〜~~~〜~~
氷琥達が楽しそうにしている横の部屋
鴇巫琥の部屋にて
「(お兄ちゃん~
何撮ってるのー?)」
「(んー?氷琥の初めての水族館に行った記念を撮ってるんだよ~♡
いま、どんな気持ちー?)」
「(そうなのー?
んーとね…とってもー!
綺麗!お魚さんキラキラしてて、ペンギンさんもかわいーのー!あとねあとね、えいさんも、マンボウさんもおっきくて僕の手を広げても足りないくらいおっきくて凄かったの!)」
「(ンンン…!
そ、そうか!!可愛いな~♡)」
「どうだ?海璃
小さい頃の氷琥、可愛いーだろー?」
「…可愛すぎる…!!!!
なんだお魚さんって…!
手を広げても足りないくらい大きいってそりゃ大きいだろ…
あぁ…尊い…可愛い…好きだ…」
「ま、今年もよろしくな?海璃〜♡
今度こそ大切な相手と過ごせれたらいいな?」
ニンマリと笑っている巫琥に対し海璃は
「…俺にとってはお前もちゃんと大事な人間だよ巫琥
今年もよろしくな」
「ありがとうな!
あ、これなんかどう?
中学の時の文化祭でのカフェしたんだけど
氷琥女装でs(」
「見る
ぜってー見たい」
「お、おうwwwwwww」
でかいテレビに氷琥の成長記録のDVDや写真を
流してそれを鑑賞していた2人であった
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