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番外編2
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1月1日7時
「そぉーい!!!!!」
「ほっ!!」
「よいさっ!!!」
「おい、早い!!」
「ごめん笑笑!」
外から大きな声が聞こえた
「うぅん…?」
氷琥は目を覚ます
時間を見ようと起き上がろうとしたら上手くいかなかった
「ん?ん?」
左右を見渡すと有璃と誠が気持ちよさそうに寝ており
氷琥を両側から包み込むように抱きついていた
手は動くので動かして
無防備な幼そうな顔の二人の頭を撫でてみる
誠は寝癖がひどいもののボサボサではなく
ふわふわしていた
有璃は寝癖ひとつなくサラサラヘアーだった
どちら共に違う触り心地で飽きないものだった
それを見て氷琥は笑う
「よぉーしよぉーし…
なんか大型犬みたい❀.(*´▽`*)❀.ふふっ」
そうやって笑っているとはっと氷琥は思い出す
外から聞こえた声で起きたことを
急いで2人を起こした
中庭にて
「ほらよっと!」
「はいよっ!」
「…??お兄ちゃん。なにやってんの?」
氷琥がはんてんをきて外に出た
有璃、誠もコートを着てやってきた
「…げっ…海璃…」
有璃がいかにも嫌そうな顔をする
誠は笑顔で
「お二人サーん
何やってるんですかー!!!!」
「ん?おぅ!
海璃と早く起きたからさ〜
餅つきやってんだよ!!!!!!!!!
誠、有璃、そして、、、、
我が天使(マイエンジェル)の可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い氷琥よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ、あ、あけましておめでとう!!!!
今年もお兄ちゃんをよろしくなぁァァァァ♡♡♡」
そう言って先程まで持っていた杵を置いて
巫琥は氷琥めがけて抱きつきに行った
それを受け止める氷琥
「ぅわっ!
もうーお兄ちゃんたら…
うん、今年もよろしくね?」
そう言うとパァァっと無邪気な子供なような顔を見せ、
すぐさま杵を持って巫琥は
「おう!
お兄ちゃん今年もいいお兄ちゃんでいるからな!!!!!!!!!
( ´∀`)フハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そう言って始める
「海璃!さっさと終わらせて氷琥達に食わすぞ!
出来たての餅を!!!!!!!!!」
それを聞いて海璃も鼻の先を真っ赤にさせながら
こくりと頷いた
そして20分後、、、、、、、
「「で、、、出来た!!!!!!!!!」」
2人は腰をトントン叩きながら叫ぶ
達成感があるようだ
それをじっと見ていた3人
氷琥と誠は拍手をしていた
「どーだ!氷琥!
出来立ての餅を見てみろ!!!」
そう言って海璃と2人で臼を3人のところまで持っていき、中身を見せた
3人は覗き込んだ
「すごーい…
さっきまでつぶつぶあったのに
今、ツルツルだ〜!」
「ほんとだ!!!!!!!!!すげー!!!」
誠と氷琥は素直に喜んで驚いていた
有璃はムスッとしていた
「なんで、海璃が…ブツブツ(-ω-´ )」
そう言っているところで巫琥が
「はいはい、有璃も、
そんな険しい顔しないで!
この餅を食べてみろ!!!!!!!!!」
餅を有璃の口の中へ押し込んだ
「む、むぐっっ!!!
………ぁ…美味い…」
有璃はポツリと言った
巫琥は嬉しそうだ
「!…ほ、ほんとだ…美味しい……!
この砂糖とお醤油であわせたので食べると…!」
氷琥も海璃によそってもらった餅を食べた
誠も貰う
「…!!
ん、んぁまぁい!!
海苔に醤油もいいな〜♡
アツアツの餅に…相性良すぎる〜!」
3人が絶賛している中海璃と巫琥も食べる
大根おろしにカンタン酢とポン酢をあわせたもので
食べていた
「かぁぁぁ!うめぇ!
やっぱ突き立ての餅?っーか出来立ての餅っーか
本当に美味い!」
巫琥が叫びながら熱々の餅をハフハフ言わせながら頬張る
海璃もこくこく頷きながら頬張る
「大根おろしがかなり美味い…」
5人は家の中に入りほかの調味料で
餅を堪能した
チョコ餅や
いちご大福ならぬいちご餅
アイス餅←もはや雪〇だい〇く
外をカリカリにトースターで焼き
その焼くまでに何度か砂糖醤油を両面に塗り
お煎餅風にしてみたり、
お腹が膨れるまで食べた
「「「「「ごちそうさまでした!」」」」」
5人は手を合わせてご馳走様をした
「美味しかった…」
「うまかったなぁ~」
「こら誠、口につきまくってるぞ」
「有璃は誠のお母さんだな笑」
「…ブフっっ」
「おい、今笑ったやつ海璃だろ
表出ろ今度こそぶち負かすぞ
武甕槌神」
有璃が立つと海璃もやれやれという顔をしながら
「俺に勝てると思うなよ?
こい八岐大蛇」
案外乗り気であった
3人はコタツを用意し、みかんやお菓子、ゴミ袋をそばに置いておき観戦する準備は整っていた
「ほいほい外で争うのはやめてくれよー?
中庭がぶち壊れちまう
俺の転移魔法と異次元空間創るからちょい待てや」
巫琥はそう言って目を瞑り
何やら呪文を唱えていた
海璃と有璃を囲むように円形の魔方陣が浮かび上がり光り始める
「…さぁ、お前ら存分に新年早々遊びやがれ!!!!」
2人は魔法陣が青い光を放った瞬間消えていった
「…これが転移魔法と異次元空間操作…」
「す、すげぇぇ…!」
パァァァっと目を輝かす
まるで仔犬のようだ
「ま、こんなもんよ、、っと
早くあっち側のカメラ起動して…」
何やらコードをテレビに繋げ
電源を入れた
「あ、海璃先輩だ」
「お、有璃だー」
2人が映された
「よし、んじゃ俺らは高みの見物というか
2人のお正月からの喧嘩の戦いでも見ますかね笑笑」
誠と氷琥はそれに笑いつつもこくりと頷いた
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