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46話
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綾音の弓が変形する
光沢のある黒と紫の装飾に
氷琥は技が出る前に構え、攻撃に入る
刀を鞘におさめた
そして斧が大きくなる
銀と黒の装飾でキラキラと輝いていた
「…おいで僕の鬼…黒鬼(こくき)
暗き闇をすべて溶かし、自らの力にしろ
全てを無にしろ
漆黒の雨を降らせろ!」
黒い夥しいオーラを放つ丸い物体が上空にできる
氷琥はそれを放った
(いけ)
斧をそのセリフとともに下ろす
雨のように降る無数の攻撃
その攻撃をいとも簡単に弓を動かし、
かわしながら綾音が叫ぶ
「来なさい私の契約神!!!!
月詠(つくよみ)!
闇になら闇で対決よ!!!!!!!!!
夜の三日月よ!
私に力をさずけなさい!
闇に隠れる悪霊たちの魂よ
暴れなさい!!」
そう言って
綾音の背後にマリーのように現れた
紫色の長髪が似合う薄緑色の瞳の少女
左側の顔には半分に割れた鬼のお面を被っていた
無表情の中にどこか楽しそうな感じが見られた
黒い闇の攻撃と紫色を黒色に近くした闇の攻撃
綾音は笑う
「まだまだ甘いわね…鴇氷琥!
月詠!連続攻撃!!!!!!!!!」
弓を刀に変形させた
円を描くように刀を振るう
円を描いた場所から紫と黒い炎が揺らぐ
それを何度も繰り返し…
「さぁ、貴方はどこまで耐えしのげるかしら?」
莫大な炎の数が氷琥の目の前にあった
氷琥の全ての雨のように降り注ぐ攻撃を全てかわし、
氷琥の前にまで来ていた
氷琥は斧を最大限に大きくし
防御した
「くっ…!!」
しかし遮れない炎が氷琥の頬や服を傷つける
頬の傷から血が垂れる
「…お姉ちゃんを…
侮辱した貴方の兄も…許さない!!!」
綾音ははじめよりも何倍もの力を放出した
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