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59話
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言峰はいつもより短めの髪に
切れ長の瞳、着物も男仕様になっている月詠に驚く
「…え…?
つ、、、つく、、よみ??
貴方、月詠なの?」
月詠は自分の姿を隠すようにした
言峰は理解ができず焦っている
「え、?
な、なんで?
つ、月詠って、女でしょ?
な、な、んで…そんな…へ??」
黒鬼が横目で言峰を見ていると
「…へぇ、驚いた
あんたも…月詠のこと好きだったのか」
その言葉を聞いて言峰は赤くなっていた自分の顔を
隠す
月詠は黒鬼の言葉に驚きつつも恐る恐る言峰の所へ歩み寄り…
「ま、まさか…綾音が…
私の…いえ、
俺のことを意識しているなんて…
元々女の振りをしていた俺に…そんなこと…」
そう言いつつ言峰の腕をどかす
すると…
頬を赤らめる言峰がいた
「…だ、だって…月詠…
いつも綺麗なのに
私は…女だとしても…
好きで…
お、男だったら…って思う時もあったし…!
闇の魔力が強い私にとって…
月詠は大事な存在で、、、
あ、天照大御神には悪いとは…思ったけど…
二人揃えた方が月詠が喜ぶかなとか…思ったり…
って、私は何を言ってるのかしら///」
あせあせと赤面した言峰は言う
それを見て月詠は
言峰に抱きつく
「わっ!///」
「嗚呼…
貴女は本当に…可愛いお方だ…
俺は本当は男でした
貴女は気高く、頂点に立とうとしているお方
俺のような闇に隠れし神など…
だから、呼ばれた時…一目惚れした俺は
自分の気持ちを隠すように、
女の姿で現れた…
まさか、アマテラスをよんだ理由も俺のためだなんて…
もう、、、
俺は…綾音…
自惚れても宜しいのでしょうか?」
キラキラとした月詠の姿に
パチパチと目を瞬きした言峰
「な、な、な、!!!!!!!!!/////
う、自惚れていい…なんて!
私は言ってないわ!!!????」
「綾音…
顔がゆでダコみたいですよ(クスッ)」
そう言いつつ頭を撫でる月詠に
「な、な、な、!!!!!!
月詠だって耳まで真っ赤で涙目じゃない!
こ、この、、、馬鹿神!!!!!!!」
そういって抱きついてきている
月詠から逃れようとする言峰
しかし月詠はデレデレして言峰の攻撃を受けていた
それを見ていた氷琥は…
「うんうん、幸せそうで何よりだよ涙
なんだ、、、天照大御神を呼んだ理由はそのためだったんだね…」
「そうね…涙
月詠、いつも一人だったから…とても嬉しい
私を呼んだ理由もわかったし…
嗚呼、なんだかホッとしたわ私(大号泣)」
天照大御神と涙を流していた
その試合を見ていた進学クラス、特進クラスも
涙を流す者もいれば、神と結ばれた言峰を祝い拍手などをする人がいた
「いや、これ試合続行不可能じゃねぇか!!!!!!!!!www
おい、朔鵺ぁぁぁぁぁwww」
黒鬼だけ、笑い転げツッコミを入れた
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