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86話
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「さて…もうやってもイんじゃないかな〜?」
「程々にしろよ?橙鬼…」
巫琥に許可をもらい、
橙鬼がとどめを刺すその手前
「…ふ、」
突如碌華が笑った
橙鬼はぴくっと眉を動かす
「何笑ってんのさ」
「…馬鹿だな…
お前らは時間を俺に与えすぎた」
その言葉にその場にいた人物達が
疑問を持った
「…はぁ?何言ってんの?
まさか…その足で逃げれると思ってんの?
そんな夢を見るのもいい加減に…」
その話の途中で自分たちが割った窓ガラスから
魔力を感じ取った
「!まさか…!!!!」
白鬼も気付き外を見る
しかし白鬼はほかの場所を見ようとした
その時
「はい、遅いデース♡」
ーズプッ…ー
「は…っ…」
ーキィィィィィィン!!!!ー
窓ガラスに皆の目を視線がやったところで
白鬼の背後に薄桃色の髪の女が現れ
心臓部分を手で突き刺していた
巫琥は皆より早く気付き
すかさず刀で切りつけようとしたがその女は
空いている片手で受け止めた
「それ以上力入れたら、
私は受けた傷をこの鬼を身代わりにしマース!♪♪」
「ぐ、、、、ぅ…!!!!」
「…ご、、、がはっっっ…」
ギリギリと刀が音を鳴らす
「あはん♡
神、鬼、悪魔殺しの鴇巫琥!!!!
あんたの司令塔は分かってたデース!
馬鹿デスねぇ…もっと表に出さなければ
分からなかったものを!!!!」
クスッと妖しい笑みをうかべる
巫琥はギリッと歯ぎしりを立てる
「くっっっっそがぁぁぁぁがぁぁぁ!!!!」
「巫琥ちゃん!白鬼!!!!」
「白鬼ぃいぃ!」
橙鬼と翠鬼がそこへ向かう
「あら、私の任務はここまで
さ、碌華様帰りましょう私たちのハネムーンへ♡」
そう言って瞬間転移の空間を広げ碌華をもちあげ
その場をあとにした女
「じゃぁねん♡
また、会う時があるでしょうから…
その時は必ず殺してあげる♡
今回はただの挨拶デース!
んじゃ♡」
最後に奇妙な仮面を付けて…
「かふっ…あ、、、
さ、、すがに…心臓やるなんて…
女としては…しっ…か、、、、く、、」
「喋んな!」
白銀ノ神夜が急いで止血を行った
紫織もすかさず手術に入る
翠鬼は自分の血を輸血させ、
橙鬼は結界を張る
巫琥の最大限の治癒能力を使う
「チィッッッ!
鬼のギリギリの急所を狙ってるな…!
こりゃ時間かかるぞ!」
「血が足りねぇなら俺の血を使え!
俺と白鬼は同じ血液だ!」
「ばい菌入らないようにしなきゃ!
死んじゃやだよ!白鬼!」
「こんな場所で死なせてたまるかよ!」
少しボヤがかかるしかいをみながは
クスッと笑う
「ふふ…み、なさん…優しいですね…
あいのかわ、ら、ず…」
「…みんな…大事だからだよ…
白鬼…」
そう言って起き上がる氷琥
紫織が叫ぶ
「おい、氷琥!
おめーはまだ動くにははや、、、、、」
「…これ以上…人を失うのは…やだ…
新しく契約した神よ
我、鴇氷琥の力を持って命じよう
白鬼の傷を癒せ
太陽のように、暖かく、
笑顔を照らしだせ
おいで? 」
首の宝石と太陽の刻印のところから暖かい光が出始める
水色の髪にオレンジ色の瞳の…
「…あの日から定期的に
外に出してはもらってたのだけれど、、、
やっと私の出番なのね!
氷琥ちゃん!」
天照大御神が現れた
「私が力になってあげるの!!!
誰も悲しませない!
それは私が許さないのよ!
太陽の下では笑顔でいさせるのよ!」
暖かい微笑みが向けられた
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