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9夜
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「も、帰して…お願いします…… 」
「みちるぅ……いい加減にしないとその喉噛みちぎっちゃうよ」
「ひっ……もうやだぁ……! おねがい……ぐぁ!」
駄々をこねる子供のように満はいやいやと頭を振る。
すると突如として、満の乳首を執拗に弄っていた満月の手は満のペニスを強く握り込んだ。
「痛い! やだ…やだ! 離して! 」
「嫌だね。満がいけないんだよ、分かる? 」
幼子を諭すように満月は満に囁く。
「満が帰りたいと言うから私は悲しい、満の家はここなのにねえ、みちる」
まるで鈴の音が鳴るような優しい声音に、満はいつの間にか喚くのを止めた。
優しい声が、逆に恐怖を煽る。
「私だって出来れば優しくしたいんだ」
静かにズボンが下ろされ、パンツも丁寧に抜き取られる。
露になった満のペニスはすっかり縮こまっていた。
「ねえ、私の名前を言って」
満は静かに、けれど力強く首を左右に振る。
それに対して満月はもう何も言わなかった。
その代わりに、ニタリと口角をつり上げ笑った。
「良いよ、その内満は私を求める」
そう言うなり、満月は満のペニスを今度は直に触れ、上下に扱いた。
「っ……あぁぁ! 」
突然の下半身への刺激に、満はそれから逃げようと体をくねらせる。
今も尚押さえつけられている両手のせいで刺激から逃げることなど不可能だが。
「あはっ、満勃ってるよ。 気持ちいいんだね」
「ちがぁッ!ん、ッ、ぁあっ!」
片手だと言うのに満月は器用に満のペニスを擦りあげ、確実に満を絶頂に導こうとしている。
「ほら、もうちょっと」
「あぁッ……! おねが…もぉ! ぃああぁぁあっ!」
いとも容易く満の精が弾けた。
満月は、満の腹に飛び散った白濁を掬うと満の後孔に塗りたくる。
「どこ触って! いぅっ……! 」
そして間髪入れずに、満月は蕾へ指を挿れた。
初めての感覚に下腹部が圧迫され、満は異物感や痛みに苦しんだ。
「いたっ!ひぁッ、抜いてっ! ッ! 」
「大丈夫、大丈夫」
腸壁を擦られるたびに満の口から短い悲鳴があがる。
それでも満月は手を止めることはなく、子をあやす様にただ「大丈夫」と繰り返す。
「くぅ……も、やめ……ッあ!? ひぃッ! あぁん、ぁ、あぅ! 」
呼吸もままならず、すすり泣いていた満だったが、満月の長い指がある一点を掠めた時、体に甘い電流が走った。
「うそっ! へんっ、からだ、おかしっ! 」
普段感じないところからの快感に、満は動揺を隠せていない。
満月は乱れ狂う満が可愛くて、愛おしくて、ニタァと笑うとそこを執拗に押したり、強く擦った。
「いぁああッ! ひゃめ! あッ! んッ! あ、あァァあぁ! 」
ただただ言いようのない快楽に身体を支配され、満は早くも二度目の射精を迎えた。
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