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首肯②
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一体これはどういう状況なのか。
俺は上機嫌で購買から教室へ向かっていたはずであった。
しかしどうだ、何故かミヤ先生に突然教室に連れ込まれ、壁際に追いやられている。
あまりに突然のことで、ときめくはずもなく、
虚しく床に転がったパンを見つめる。
「え、なに」
「…ごめん、昨日のこと思い出していたら居ても立っても居られなかった」
なるほどそういうわけか。
ミヤ先生は両腕を壁にやり、俺を見下ろす形で余裕のなさそうな顔をした。
「パン」
「は?」
「パン、勿体ねー」
「買いなおせばいいだろそんなん…」
「食べ物を粗末にする先生とは何もすることはないでーす」
片脇からするりと抜け出そうとしたら、
彼が前身をぐっと前に倒し、俺の首筋に顔を埋めた。
「ちょっ…」
身をよじって抵抗しようとしたら、チリッとした痛みの後に首筋にキスを落とされた。
「わざと煽ってんの?余裕あるじゃん」
「別に無いし…そっちが余裕なさすぎるだけ」
「ふーん」
眉をピクリと動かし、口を尖らせて、再び首筋に顔を寄せてくる。
湿っぽい音を立てながら、キスマークの上をなぞる様に舌を這わせた。
「んっ…」
チュッ、チュッとリップ音を立て、徐々に上にキスを落としていく。
それが耳元まで来たとき。
「続き、何するか分かってるの?」
そう低い声で言われ、体がビクッと反応する。
馬鹿で無知な俺でもさすがに次になにをするかは分かる。
「は、学校でヤるとか絶対無理…」
「背徳感があって燃えるだろ」
「馬鹿かよ……あっ」
彼を睨み上げると、膝でグリグリと局部を刺激され、思わず声が出る。
ゆるい快感がもどかしく、目を瞑って耐えた。
「目、開けて」
おずおずと目を開けると、ニヤリと意地悪そうに笑う彼の顔が見えた。
やばい、と思ったのも束の間、熱い舌が口内に侵入してきてあっという間に蹂躙される。
下半身の軟な刺激と相まって、腰がゾクゾクと粟立ってくるのが分かる。
「っ…はぁ…ん、…あっ」
「…可愛い」
彼はそう呟き唇の端を舐めると、俺のYシャツのボタンを外していった。
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