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首肯⑥
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うっわ……本当にやっちまった……
そう心の中で呟く。
フェラして、精液をゴックンなんて、どこぞのAVだ、って感じである。
それに飲んだはいいけど、苦くて喉に引っかかるような感じがして何とも言えない。
「大丈夫?」
額に汗を浮かべながらそう聞いてくる。
「大丈夫じゃない」
彼は俺の体のことを心配して聞いてきているのだろうけれど、俺はそういう意味ではなく…
真っ昼間に教室でフェラし合ってしかもフィニッシュしてしまうという異常さに加え、何だかんだ彼から抜け出せない自分のことを説き勧めるようにそう吐き捨てた。
「初めてだった?フェラ」
「当たり前だろ……」
「初めてなのに上手いなんて相当な淫乱だな」
「男に淫乱とか言うなよ、気持ち悪ぃ……」
「でも事実だろ?」
体を屈ませ、フッと笑みを浮かべると、
俺の耳を甘噛みして唇を押し当てながら言った。
「口ではイヤイヤ言いながら身体は感じちゃって仕方ないです、って認めちゃいなよ」
「はぁ?!」
「僕はいやらしい事するのが好きです、って。」
再び耳を噛まれ、結んだ口から声が漏れる。
すると、わざと水音を立てながら舐め始めた。
「……淫乱男だね、月島君?」
否定すると更に何をされるか分からないので、
思わず首を縦に何度も振ると、パッと口が離された。
無理矢理認めさせられたのに、恥ずかしくて堪らない。
「ふーん、認めるんだ」
「……てめぇが無理矢理言わせたんだろうがっ!」
体を押し退けて立ち上がり、
『飯食う時間が無くなる!』と叫ぶと
腕を下から引っ張られ、『まだあと5分あるよ?』と屈託のない笑顔で引き止められた。
くそ、誰かどうにかしてくれ
このエロ教師を……!!!
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