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悪戯⑦
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「あああっ……!!」
「……罰ゲーム、7つ目。」
肉を押し広げて入ってきた性器の質量が。
嫌でも奥に当たってくるローターの振動が。
全てが強烈な刺激で、僅かな動きにもビクビク反応してしまう。
耐え切れず、彼の腹に精を吐いた。
「ん…気持ち良い?」
上体を倒し、腰を浮かせて再び一突きされれば、返事の代わりに乱れた喘ぎ声が上がる。
「んっ!!ひぃっ…ぁっ……」
「どうして欲しい?」
「……ん……、抜…いて……っ!」
「何を?」
「分か……ってんだろ……っ!も、無理……っ」
「じゃ、抜くよ」
ほっと表情を和らげた俺を見ると、彼は口角を上げた。
隙を見せてしまったと後悔したのも束の間、途端に性器を扱き上げられ、ゆるゆると腰の動きが再開される。
大仰に身体は跳ね、ナカが強く収縮した。
「ちがっ…う、んんっ!」
「え?
『抜きたい』んでしょ?抜かせてあげる」
「違っ……本当に…おかしくなるっ……」
首を振って抵抗したが、最早形だけの抵抗だった。
感じたことのない刺激に思考回路が追いつかない。
与えられた快感に泣きながら従うしか無かった。
腰を押し進める律動と手の動きが早められ、思考も身体も何もかもグチャグチャになってしまった。
「宵」と呼び掛けられているのが聞こえるが、反応できず、白んでいく視界の中微かに彼が手を伸ばしてきたのが見えた。
「まだだよ」
「……っ?!」
腕を引き体勢を起こされた為に、遠のいた意識が僅かに戻った。
ふらつく身体を支えられながら、彼にされるがまま馬乗りの形になった。
「意識飛んじゃう宵もいいけど、まだだよ」
そう言うと下からガツンと突き上げられ、再び激しい快感が押し寄せてきた。
仰け反って喘ぐと、上体が大きくぐらついて倒れそうになる。両手首を掴まれ「逃げちゃダメ」と汗を浮かべながら卑しく笑うその顔は。
「あ、悪魔……」
思わずそう呟いたのが聞こえたのか、片眉をピクリと上げ腰の動きを早めてきた。
全身が痙攣して、口もだらしなく開けて。涙と唾液で顔もドロドロだ。今の俺はきっと醜い姿に違いないのに。
「ああぁっ!うっ……んっ……」
「綺麗だよ、宵」
彼はそう優しく囁く。
その瞬間、奥の前立腺にローターが掠め、泡が弾けて消えるような感覚が襲った。
透明になった欲を先端から吐き出し、ガクガク震えながら彼の方へ倒れる。
そっと抱きとめられるが、性器は引き抜かれないまま再び揺さぶられた。
「あっあっんんんっ!や、だぁっ!」
「……ごめん、可愛すぎ」
力の入らない腕で必死に彼の肩を掴む。眉を寄せて食いしばる彼の顔が見えて、ふと視線が合う。チュッと軽いリップ音を立てて額にキスを落とされた。
「くっ……、はぁ……っ!」
ドクンドクンと中が強くうねりながら脈打ち、彼も白濁を吐き出した。
途端に必死に繋いでいた意識が途切れ、視界も意識も暗がり、遠のいていくのを感じた。
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