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26(side湊)
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俺たちは映画館を後にすると、事前に調べていた近くのカフェに入った。
時間を見ると15時過ぎだった。
「さぁ、何食べる?」
店員さんが持ってきてくれたメニューを広げながら俺は言う。
「うわぁ!!苺ショート美味しそう!!だけど、ガトーショコラも食べたい…フルーツタルトもいいなぁ…」
俺の目の前で朔は目を輝かせながら、メニューを見る。
ぶっちゃけ本当に可愛い。
俺は嬉しそうにメニューを見る朔を眺める。
「なぁ!湊はどれ食べる??」
上機嫌の朔は笑顔で聞いてくる。
ほんっっっと可愛い。
「んー、じゃあ俺はフルーツタルトかな」
「えーーー!一口くれる?」
こてんと首をかしげる朔。
可愛い、無理、可愛い。
「ん、勿論」
俺がそう言って笑うと
「やったー!じゃあ、俺は苺ショートにしよっかな」
朔は甘いものに関してはすごく正直というか素直というかなんというか…。
とりあえずお互いケーキと飲み物を決めて店員に頼んだ。
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