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目を覚ますと目の前に岡村がいた。
この感覚、覚えがある。
学校のトイレで縛られたときと同じだ。
当然縛られて動けない。違うのは縛られている場所は岡村の部屋であろうということと、ほぼ裸の状態であるということだ。
丁寧にベッドが敷かれている。
「先輩、2回も引っかかったらダメですよ」
「……お茶に何か入れたのか」
「まあ、そんなところです」
始めからそれが目的だったのだろう。
用意が周到だし。
それ以前にオレがあまりにも無防備で油断しすぎたのもあるか。
部屋に入ったころには脅されてたの、ほとんど忘れてなかったか?
岡村の言う通り、引っかかるのはおれの責任もある。
「なんで縛ったんだよ」
「そうしないと暴れると思ったので」
「何する気だよ……」
岡村はおれの首を指でなぞる。その感覚がくすぐったくて気持ち悪い。
思わず目を強く閉じる。
「先輩、オレ、先輩のことすごく触りたいんですよね。触れたくてたまらない」
「……好きってわけじゃないんだろ?」
「そもそも好きとか、嫌いとかよく分からないです。ただ性的対象としては見てますね」
さっきの指が少しずつ首から胸に移動していく。
慈しむかのように優しく撫でる。
「やめろって、シャレにならないだろ……」
「やめる気なら縛りはしないですよ」
おもむろにスマホを取り出し何かをしている。
それは音ですぐに理解できた。その瞬間青ざめたのは言うまでもないかもしれない。
「録画するのかよ」
「じゃないと脅しにはならないでしょう」
暴れようとしても足は縛られている上に岡村の体重が乗っかって動けない。手は肘まで縛られて僅かな抵抗しかできなかった。
虚しくて涙が止まらなかった。そしてあまりに自分の行動すべてが情けなくて動くのをあきらめていった。
「大丈夫ですよ。今日は最後までしませんし」
おもむろにオレの息子を触る。
「射精するところ見せてくださいね」
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