アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
4-3
-
相変わらず広いマンションだと思いながらあいつのところまで向かうと、珍しく玄関で岡村が迎えていた。
気が向いたら玄関で待っているが、基本部屋にこもっている。
もしオレ以外のやつが入ってきたらどうするつもりなんだ、と聞いたことがあるが、別に先輩以外こない、という返事が来た。
それでも防犯上危ないといったのだが岡村は変わらないままなのでもう諦めている。
無表情で顔の筋肉あるのか、とツッコミをいれたくなるような岡村だが、なぜかいつもよりテンションが高い気がする。
嫌な予感しかしない。
部屋まで行くと急にオレをベッドに押し倒す。
「なんだよ」
「……俺、考えたんです。前回どうして一番気持ちよさそうだったのが最初だったのか」
「……知らないって言ってるだろ」
岡村はオレの言葉を完全に無視して、さっとカバンから紐を取り出した。
「手を縛るので」
岡村はオレを後ろ手に縛る。
なんだこれ……。
「珍しく抵抗しないですね。最近は抵抗力も弱くなっていますけど」
「……っ、いきなり、胸触んな……ぁ…」
やばい。いつもより感じてる気がする。
後ろから乳首をいじられて甘い声が出てしまう。
ここを触られてもいつも声、我慢できるのに。
「や、んぅ……ひっ」
「これ、予想通りですね。いや、予想以上かも」
耳元でささやかれて体がビクンと動く。
予想以上ってなんだよ……。
「先輩、縛られるの大好きなんですね」
「な、ち、違う」
「縛られるの大好きなんて、ドMなんですね」
否定したいのに、体がうずいて仕方がない。
いつものように体を暴かれて、女みたいに押し倒されてしまいたくなる。
こんなオレ、知らない。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
17 / 58