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オレは素直に岡村に従う。
岡村は少しにやりとした気がする。気がする、と思ったのはよく見たら顔の変化はほとんどなかったからだ。
しいて違う部分があるとしたら汗をかいて少し顔が紅潮しているくらいだ。
「もう、入りそうですね」
その言葉を聞いた瞬間オレは興奮した。岡村はオレの乳首をきゅっとつまんだ。
少し痺れるような小さな快楽。
「でも、その前に聞きたいことがあるんですよ」
「な、なんだよ!」
もうセックスすることしか頭にないオレは少しイラついてしまっていた。
早く欲しいのに……。
「今日、最初の方でイライラしてましたよね。なんでですか」
「え……」
「俺、何か悪いことしましたか?すいません、言われないと分からなくて……」
確かにイライラしていた。
何で察してくれないのか、外でデートしたいのにって。
だけど、今考えたらかなり自己中心的な考えだ。
言えばいいだけの話だ。
だって岡村はいいともダメとも言っていない。
どんな人だってそこまで察して動いてくれる人はいないだろう。
「お前のせいじゃねーよ」
しばらくたって、オレの気持ちも冷静になっていたようだ。
「オレ、デートは一回もしたことねーんだ」
「え?今日はデートじゃないんですか」
「言い方ミスった。外に出かけてみたいって思ったんだよ……」
そりゃあさ。手をつないだりはできないけど。
色んなところに行ってみたい。もっと岡村のこと知りたい。
ちゃんと言うべきだった。
「むしろオレが悪かった。ごめん」
「でも、俺あんまり外で遊んだことないし、ツマラナイかもしれないですけど、いいですか?」
「いいんだよ。これから色々出かければいいだけじゃん」
色んな思いで作って、楽しいこともつらいことも全部共有できたらいい。
オレ、思ってる以上に岡村に惹かれてんだな。
「それより、はやくいれて欲しいんだけど……我慢できねぇ」
「いいですよ」
オレの口を岡村の舌で犯され、同時に手で乳首もいじられる。
同時に刺激されるとちんこに直接快楽が来ておかしくなりそうだ。
「早く、早く……」
オレがこんなに快楽に弱いなんて知らなかった。
全部岡村に教え込まれた快楽はとても甘くて、背徳感が……たまらない。
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