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ktkr
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入学式はコンドーム野郎のおかげで中止となり少年は教室に入り席について担任の先生がくるのを待つ。
ガラッと教室のドアが開き担任らしきメガネ男子が入ってくる。
「えーと…1年A組の担任となった日暮千里と言います。よろしく…」
──── 純情メガネ受けキタ━━━━ッ!!
「生徒手帳を今から配ります」
配られた生徒手帳には学校生活や心得などが書いてある。
──── さっきコンドーム野郎が違反した第62条は…性に関する物の持ち込みは禁止する
第63条は…性に関する発言を禁止する
あれっ…俺、ピンチじゃね(汗)
平常心平常心!
「あとこの紙を配るね」
配られた内容は学校の設備についてだ。
学校には校舎と体育館の他にテニスコート、グラウンド、寮などがある
風呂は学年一緒で使用時間は6時~22時まで
食堂は7時~20時まで利用できる
寮の同室者は2人まで
「寮の詳しいことについては寮長に聞いてください、質問がある方は?」
静かすぎる教室には俺と同じで動揺して頭が真っ白になった者、意味もわからずただ座ってるやつだけだ。
「いませんね、記念撮影をしたら私が寮へ案内します」
──── えええええ!待って!!終わり!?自己紹介とかないの??
さらさらと進んでいく状況に少年は動揺を隠せない。
ぼうっとしている間に記念撮影は終わり、すっかり日が暮れてあたりが暗い中担任に案内されて新入生は寮に向かう。
──── それにしても校舎広いな…寮まで遠いよ…
「ここが寮だよ」
──── でかっ!!!!!!たぶん10階建てで、リゾートホテルのようなかんじだ…
少年は自動ドアの前に少時佇む。
中に入るとロビーのような所で奥に二階に続く階段が見えて、高い天井からはシャンデリアがぶら下がっていた。壁には風景画がかかっていて、綺麗に咲いた鉢植えがいたるところに置かれている。
「新入生!ロビーに集まるように!!」
集まると、180センチくらいの全体的に服が黒い男が新入生たちの前に立った。
「寮長の桐谷信悟だ。お前らの部屋の番号が鍵に書いてあるから、各自鍵を持って部屋に行け。荷物の整理をしとくように………………」
──────わぉ!!
クール攻め!!キタ ───!!
クール攻め × 純情メガネ受け…ぐへへへへ
少年は脳内ピンクで途中から寮長の話が耳に入らなかった。
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