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おっ…お前は!!!!
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──────…
少年は部屋の鍵持ってエレベーターに乗り鍵の番号を確認する。鍵には802と書いてある。
──── おっ、おしい…一瞬801に見えた…
8階のボタンを押すと中のボタンが点灯する。
部屋まで歩き鍵を開け暗い部屋に電気をつけた。
「うわぁっ!!!!!」
「来たな、少年!!」
──── おっ…お前は!!!!あのコンドーム野郎!!!なんで女のパンツを被ってんだよ!!!!
男は目だけ見えるようにパンツを被ってソファに座っていた。青藍色のネクタイピンなので2年生であろう。
何かの間違えだ。きっとここはお隣さんなのだろう。少年はとっさにドアを閉めようとするが男に部屋の中へ引きずり込まれた。
──── いやだ!!!巻き込まれたくない!!!!!!
「少年、、、悠人(はると)くん!!!私たちの組織へ入らないかい?」
「けっ…結構です!!!!!」
「ははは!!!今回は諦めよう!!!!」
──── 諦め早っ
「私は2年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや) 同室者だよ!!よろしく!!」
角谷は被っていたパンツを取ると悠人の前に立つ。ステージ上では分からなかったが身長が高い。そして何よりも顔立ちが綺麗だ。
悠人は差し出された左手を汚いモノでも触るかのように握る。
「俺は1年A組 愛葉 悠人(あいば はると)デス よろしくお願いします。」
悠人はぎこちない笑顔になりながらも自己紹介をした。
「さっそく部屋の案内をするね~」
「ありがとうございます」
部屋にはリビングと風呂とトイレとキッチンそして各自個室がある。
「悠人くんの荷物はこの部屋に置いてあるよ、荷解きが終ったら一緒に食堂へ行「誠に残念ではございますが、お断り申しあげます。 誠に心苦しいのですが、お断りせざるを得ません。 せっかくのお話ですが、あまり関わりたくないので、どうぞ、ご理解ください。」」
悠人は角谷の誘いを丁寧に断りドアを素早く閉めた。
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