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校舎裏
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悠人は角谷に連れられて校舎裏に来ていた。木が生い茂っていて薄暗く気味が悪くいかにも出そうである。ごそごそと茂みから音がし、黒い影が現れた。
「あっ!!新入生?」
声もテンションも高い金髪の男が悠人を見つけ、茂みから出てくると後ろからぞろぞろ人が出てくる。
そこには風紀委員室で呼ばれた4人のうち1人と入学式でやらかした2人が立っていた。
「全員集まってないけど、掃除始めよっか!!」
金髪は気合いを入れるように両手を握りしめながら仕切る。
「先輩…トイレ掃除ってどこをすれば…」
「今日は体育館だよ」
悠人は角谷に聞いたが、金髪が答える。
「掃除する場所はその日に風紀委員から指定されるんだよ」
角谷が悠人の頭を撫でながら言うと、抱き着きながら腰をくねくねさせる。
「そんじゃっ、イクよ///」
───── 先輩が言うと卑猥に聞こえるのはなぜだろう。あと、背中に先輩のあそこが当たってキモチワルイ
「はいはい、先輩は俺から離れて下さい」
「なんでー?私たちさっきまであんなに愛し合っていたのにぃ」
角谷は悠人の顎を手で優しく持ちクイっと上げると自分の顔を近づける。
「誤解です、俺に受けフラグを立たせないでください」
悠人は近づいてくる角谷の顔面を右手で押さえると、角谷が悠人の手を舐めた。
「ふぁっ!!!!ちょ、、、ちょっと、先輩やめて……」
衝撃的なことに悠人は声を上げる。
「お取込み中のところごめんねー、そろそろ掃除しないと」
金髪が二人の間に入る、角谷はキモチワルイほどにニコニコしていた。
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