アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
いきなり盛るな!
-
唇が離れれば、「ごちそうさま」と悠人の唇を舐めた。だんだんの戻ってくる羞恥に、悠人は角谷の胸をポカポカと叩いた。
悠人「もう、ここの店…これないよ」
店員たちのニヤニヤとした視線に、悠人は顔を隠した。
角谷「俺は、悠人くんとシたい」
悠人「盛るな!変態!!」
店を出ても悠人の機嫌は直らない。頬を膨らませて、プリプリしている。怒ってはいるが、ちゃんと繋いだ手は離していない。
「こんにちはー!仲良いんですね!」
二人組の女が角谷に話しかける。それだけで、悠人の機嫌はもっと悪くなる。角谷は笑顔で答える。
角谷「俺の嫁だから」
そう、これが言いたかったのだ。悠人は照れているような、嬉しいようなで、機嫌は良くなったようだ。
「ええ!お似合いです!!!尊い!!!!」
どうやら彼女らは腐女子のようだ。
「デート楽しんでくださいねー!!」
────でーと…デート?!!!
悠人はデートという響きに、頬を赤らめた。今更気づいたようだ。角谷はデートのつもりらしい。
角谷「はーるとくん♡」
悠人「なんですか?」
チュッ
角谷は悠人の頬にキスをした。ここは、人通りが多い駅前。なんでこう、恥ずかしげも無く堂々とするのだろうか。
─────────────
1年A組 愛葉悠人(あいば はると) 旧姓→花山院(かさんのいん) 主人公 被害 BL漫画など 一人称→俺だったり僕だったり 腐男子歴7年 姉がいる 黒髪
2年S組 梅乃屋 角谷(うめのや かどや)
悠人より30cm高い
被害 ひ・み・つ♡
一人称→私?
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
70 / 164