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いろいろ
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***
悠人は愛葉家へと帰ると、姉が出迎える。姉は悠人の隣にいる角谷を見るなり、見せつけるように悠人に抱きついた。母親は悠人を心配していたようで、家に帰ってきてくれてよかったと大泣き。
そんな温かな家族に囲まれて、悠人は嬉し泣きをする。
夕飯となり、父親が帰ってくると角谷は二人の前で正座をした。
角谷「悠人さんを俺に下さい」
角谷は床に顔を付けた。その行動に悠人は…
────えっ?!!!聞いてないよ!!!!
驚きを隠せず、目を見開いた。悠人は大好きな人の背中を見ると、隣に座り頭を下げた。
悠人「僕っ、彼と一緒にいたいのです………」
姉「許さんぞ!!」
姉は腕を組み、サ○エさんの波平のようだ。姉の演技に悠人は吹き出した。笑わないようにしていたのに、我慢ができない。
悠人「ははははっ!!」
無邪気に笑う悠人に、場は温かく和む。父親が口を開いた。
父「息子は渡さん!!!!!」
母「はっ!??今、それ言う??」
父「冗談だ。言ってみたかっただけ」
母「…………………姫路ちゃんはいいの?」
姉「なにが?」
母「大事な弟よ?」
姉「悠人が幸せならいいよ!でも………悠人を泣かしたら私がもらうね!」
父「やっぱり悠人は渡さ「じゃあ、結婚式はどこにする?(母)」」
悠人「えっ!!??待って!僕っ、先輩のご両親にご挨拶してない……」
角谷「大丈夫。もう、親には言ってある」
どこまでも行動が速い角谷。動きもキモいくらいに速いが。話しを終わらせるように悠人の腹に住む怪獣が鳴いた。
ぐぅ〜
悠人は赤面するの腹を押さえた。小さな声でお腹すいたと言うと、母親がキッチンへと立った。
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