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怒ってます
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───────…
愛の営み(入浴)が終わると、悠人は頬を膨らませていた。もうずっとこれである。
角谷「悠人くん、ごめんね。もうしないから」
悠人「許しません。写真消してください」
角谷「……怒ってる?」
悠人「怒ってます」
せっかく悠人の部屋にいて、悠人とイチャイチャできるのに。悠人はプイッと顔を背けた。
悠人の部屋。悠人のベッド。
悠人「先輩は僕じゃなくて、僕が持ってる物が好きなんですね」
角谷「えっ…」
悠人「だって僕を見ない。僕の物ばっか。写真ばっか」
角谷「ごめんね…悠人の物も写真も全部欲しくて」
悠人「もういいです。寝る」
悠人はベッドに潜ると、カタツムリのよつになる。殻から出る様子は無く、悠人は夢の世界へと入っていく。
角谷「はるとぉ………ごめんなさい……」
悠人「………………重い……」
悠人でできた毛布の山に角谷が抱きついていた。悠人はモゾモゾと動くと角谷に退けと背中を叩いた。
悠人「もう、しないでね」
角谷「それは…………できない。ずっとやっていたことだから、これが俺の生活の一部なんだ」
悠人「もしかして、僕のパンツ盗みました?」
角谷「…………」
悠人「少しずつ、やめて下さい」
角谷「頑張るよ。だから機嫌直して。一番好きなのは悠人だし。そろそろ、悠人の顔を見ないと寂しくて泣きそう」
悠人「はぁ……もう泣いてるし」
少し意地悪しすぎた。悠人は角谷の頭を撫でた。まさかと思ったが、パンツを盗んでいたとは。衝撃を通り越してため息が出る。変態だから仕方がない。
悠人「先輩、夜遅いし寝よ」
毛布に隙間を開けてあげれば、角谷はそこに入った。そのまま悠人の腰にしがみついた。
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