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「…、…」
ベッドの上で踞っていると、扉が開く気配がした。
最悪のタイミングだ。どこかで見ているんじゃないかってくらい、いつも「来てほしくない」と考えている時に現れる。
「…、なに…」
男は、そっと俺の頭をなでる。
もしかして、あやしてるつもりか?
腹を押さえていたからか、男は腹も撫でてくる。やめてほしい。ただでさえ我慢しているのに。
「や、やめ…別に、腹が痛いわけじゃ…ないから…」
そう言っても、男は撫でるのをやめない。
まさかわざとやっているんじゃないかと勘繰ってしまう。
…。
漏らすよりは、マシなのかもしれない。
「う…俺…、トイレに…」
「……」
男は俺の言葉を聞くと、俺を横抱きにして歩き始めた。慌てて掴まる。見えないから、いまいちどこを掴んだらいいのか、今自分はどこを掴んでいるのか分からない。
男が止まり、扉を開ける音がする。
そして俺は降ろされ、立たされる。
ここからが問題だった。
男は、俺のそれをやんわりと掴みながら、腹を撫でてくる。俺は耐えきれなくなり、尿を吐き出す羽目になる。
音が響いて恥ずかしい。
耳を塞ぎたくても、できない。
音と、匂いと、そして羞恥心がごちゃまぜになって、もう訳が分からない。
しかも、男はいつもそれだけで離してくれない。
排尿が終わっても、しばらく俺の屹立や玉の部分をいじってくる。体をよじっても意味を成さない。
その内、俺の体もその気にさせられてしまう。
「やだ、やめ…っ、も、出ない…」
「……」
俺の首筋に鼻を近づけながら、すんすんと匂いを嗅がれる。何が楽しくて俺をこんな目にあわせるんだろうか。
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