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それとも、許容 ※
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「あ…っ、ぁ…、おっき、い…」
双丘の間を男の昂りが擦る。
その刺激だけで、俺の浅ましい後孔はきゅう、と収縮を繰り返す。
耐えるように男の肩に額を押し付けると、優しく背を撫でられた。
その優しさとは裏腹に、狂暴なほど熱く大きな屹立が後孔の入口をつつく。そして、ぷちゅ、という音をさせながら先端が中に入り込む。
「あ、ぁあ…っ、」
ゆっくりと、その存在を刻み込むように男の昂りが進んでくる。感じるところをかすめながら、最奥を目指して男のそれは進んでいき、半ば強引なその行為が「気持ちいいこと」だと頭が、体が、判断してる。
全て収まりきる時には、俺の昂りも上を向き、だらだらとはしたなく蜜がこぼれているのが感じられた。
「は、ふ、…っん…」
男は緩く律動を始める。それに合わせるように、俺も腰を上下させてしまう。
次第にスピードが上がっていき、肌のぶつかる音が部屋に響く。見えないことでさらに、濡れた音で鼓膜も犯されているような錯覚を覚えた。
「あ、ぁっ、いい…っ、そこ、ぐりぐりすると、気持ちいい…っ」
わざとらしく男の耳元で煽るようなことを言う。
男は息を荒げながら俺を強く抱きしめた。
気持ちいいのは本当だ。ただ、それを口に出すのは恥ずかしいし、嫌だけど…あえて伝えるのは男を動揺させたいから。
俺を監禁して、淫らな体にしたことへのささやかな仕返しだ。男が俺の言葉や行動で狼狽えるのを感じるのは楽しい。
「あ、っ、んん、も、だめ、イく…っ!」
激しさを増す律動に耐えきれず、どくん、と自身から白濁を吐き出す。後孔がきゅう、と締まり男の昂りが強く刺激される。そして、中に濡れた感覚が広がった。
脱力して男にもたれかかる。
男は中に入れたまま、俺を抱きしめ、愛おしむように撫でたりキスをしたりを繰り返した。
男の行為を受け入れていることに自嘲しながら、俺はまた、男が与える甘い毒のような抱擁に包まれた。
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