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「他に何か聞きたいことは?」
「…」
山ほどあるけど、下手なことを質問して豹変されても困る。今は甘く優しく俺に接してるけど、人は簡単に変わる。
「…ない…」
「…そうか」
そう言うと蓮矢は俺を抱きすくめ、ぺろりと首筋を舐める。
びくん、と体を震わせると、なだめるように背を撫でられる。
「い、いやだ…っ」
「どうして? 気持ちいいことしかしないよ…」
「っ、でも、…」
会話が成り立つことが分かったからか、俺は最初のように、抵抗の意思を示せた。蓮矢は確かに俺に暴力は振るわないけど、無理矢理犯されることを受け入れたくはない。
「舐めるの、嫌だ…」
「気持ちよくない?」
ぴちゃ、と耳を舐められる。濡れた音が直接的に聞こえてきて、生暖かいその感覚に体が震える。
「だ、だって、汚いから」
「稔は綺麗だよ」
「風呂入ってないから…そ、それに汗も、かいてるし…っ」
「俺は構わない」
どうにかしてやめさせようとするが、蓮矢は引かない。このまままた、流されるように抱かれるしかないんだろうか。
「でも、そうだな…」
「…?」
蓮矢はふと、手を止める。
もしかしてやめる気になったのだろうか。
「先に風呂に入ろうか」
「え」
違う、そうじゃない、風呂に入りたいわけじゃない。俺を犯すのをやめてほしいだけだ。
「…」
「わ、っ」
蓮矢は俺を横抱きにしてゆっくりと立ち上がり、歩きだした。
「…っ、…また、あれ、するのか?」
「広げた方が稔も辛くないから」
「い、いいよ、あれ恥ずかしいし」
「大丈夫。俺も慣れてきたから」
そういう問題じゃないと思う。
蓮矢は風呂場に到着すると、俺の服を脱がせた。布擦れの音もするから、おそらく蓮矢も脱いだんだと思う。
風呂場に連れていかれると、足元にマットレスの感触が伝わってきた。そこに座らされ、四つん這いになる。嫌で嫌でたまらないけど、まだ恐怖心が勝ってしまい、うまく抵抗できない。
シャワーの栓をひねる音が聞こえてきて、水が出てくるのがわかった。徐々にあたたまっていき、風呂場の湿度が上がっていく。
蓮矢はそっとシャワーを近づけ、俺の足にお湯をかけた。
「熱くない?」
「…っ、っ、」
こく、と頷くと、蓮矢はシャワーヘッドを俺の後孔に近づける。ぴたりとくっつけられ、ゆっくりと少しずつお湯が中に入れられる。
たっぷり5秒を数えて、シャワーヘッドが離れる。中の圧迫感を吐き出すため、後孔に力を入れる。すると、恥ずかしい音をたてながらお湯が外に吐き出される。
耳を塞ぎたくなるくらいの羞恥心を感じながら、その行為を何度も繰り返す。
次第に後孔も緩くなっていくのがわかった。
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