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#episode.66 ギャップ
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〜賢杜side〜
座位にして、奏多の後孔の奥まで自分のモノを挿入した。
奏多も賢杜と同じ向きを向いているので、奏多の顔は見てないけれど、ビクビクと震える体と、シーツをぎゅっと掴む手を見れば、大体の想像はついた。
「は、ぅっ、あ…」
カクンッと後ろに倒れ込んできた奏多をしっかり支え、下から突き上げる。
「ひっ、あっん、ん、あぁぁっ、だめ、とまって、あ、あぁっん!」
ぱんっ、ぱんっ、と肉がぶつかる音がして、時折ローションの卑猥な音も混ざった。
「や、あっ、っん、あぁっ、だめ、だめっ…!」
前立腺を的確に擦り上げながら、奥までいれたり、ゆっくり出したりを繰り返す。
早い動きではなく、ゆったりと、けれど深くまで。
「あ、あっ、あぁっ!」
奏多はぐんっと背中を反り、突き上げる度に声を上げた。
(顔…見てえな…)
そう思い、挿入したまま体の向きを変える。
「んっ、あ、あぁっ!」
ぐりん、と中を擦る形になり、奏多はビクビクっと震えた。
「あ…ふ、ぁぅ…」
とろん、と潤んだ瞳に、真っ赤になった頬と耳。
開きっぱなしの口と、唾液で濡れた唇。
汗でしっとりと濡れ、乱れた髪。
その全てが扇情的で、賢杜のモノがぐっと硬度をました。
「ひぁっん…なんで、おっきくすんの…ちいさくしろぉ…」
そんなうるっとした瞳で見つめて、そう言われても逆効果だ。
「んんっ…!」
中にいれたまま、コツコツと前立腺を狙って刺激する。
押すような、潰すような、そんな動きをした。
「んやぁっ…それだめ…あぁぁぁんっ…」
奏多はそう言って、賢杜にぎゅっとしがみついてきた。
「バカ、顔が見えねえよ。」
「っ、ん、んんっ…」
また突き上げると、奏多はイヤイヤと首を横に振る。
「こら、顔見せろ。」
「ん、んんっ、ぁ、あぁぁっん…」
奏多は一向に顔を見せてくれない。
こうなれば賢杜も意地だ。
「あ、あっ、あぁぁっ、や、あぁぁっん!」
これでもかというほど、テクニックを駆使して奏多をイかせにかかる。
「あ、あ、あ、やだ、やだっ、へん、これ、やだぁ…!」
奏多の後孔がきゅん、きゅん、と収縮する。
絶頂が近いようだ。
「ほら、イけよ。イキ顔見せろ。」
「あ、あっ、んんっ、あ、あぁぁぁっ!」
賢杜にぎゅっとしがみついたまま、奏多がビクビクと跳ねる。
どうやらイったらしい。
だが、奏多のモノと密着している賢杜の腹部に、射精されたような感覚がない。
「あ、やだっ、とまらなっ、ぃ、ひ、あっ!」
未だ奏多の後孔はきゅうきゅうと収縮していた。
どうやら、初めてのドライオーガズムだったらしい。
「あぅ、は、あ…」
(チッ…イキ顔見損ねた。)
賢杜はそう思った。
「なぜ顔を隠す?」
「ふぁ…?」
「しがみついてたら顔見えねえだろうが。」
賢杜がそう言うと、奏多が、とろん、とした顔を上げる。
「くっついてたほうが…きもちい、から…それに、おまえ…いいにおい、する…」
奏多はそう言うと、また賢杜の肩に顔を埋めて、しがみつく。
(こいつ…)
もうトんでしまっているのだろうが、あまりに普段とのギャップがある。
しまいにはスリスリと顔を擦り寄せてくる。
「てめえ…明日立てねえと思えよ。」
きょとん、とした顔の奏多をベッドに押し倒す。
この後、正常位で1回、バックで1回、立ちバックで1回、もう一度座位で1回。
とにかくヤりすぎた自覚があるくらい、奏多のことをめちゃくちゃにしてしまった。
が、今回は奏多が煽ってきたのが悪いと、賢杜は開き直っていた。
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